◎ヘリは27日遅く、第二の都市ベルゲン沖に墜落した。
北海の風力発電設備(Getty Images)

ノルウェー沖を飛行していたヘリコプターが墜落し、1人が死亡、5人が重軽傷を負った。警察当局が29日、明らかにした。

それによると、このヘリは海上の石油プラットフォームから本土に向かう途中だった。

ノルウェー通信(NTB)はエネルギー大手スタトイルの関係者の話しとして、「ヘリは27日遅く、第二の都市ベルゲン沖に墜落した」と伝えている。

警察は乗員6人のうち1人の死亡を確認し、5人が病院に搬送されたと報告しているが、それ以上の詳細は明らかにしていない。

負傷者を受け入れたという大学病院の広報担当は地元メディアの取材に対し、「5人のうち2人が重傷。うち1人は意識不明の重体である」と語った。

救助ヘリ2機は28日未明に生存者と1人の遺体を収容した。

スタトイルは声明で、犠牲者に哀悼の意を表し、遺族と負傷者にお見舞いを伝えた。それによると、6人は同社で働いていたという。

亡くなったのは60代の女性。スタトイルの広報担当はNTBの取材に対し、「女性は石油プラットフォームで看護師として働いていた」と語った。

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