▽ロンドン消防隊は20日の午後11時23分に現場に到着。消火活動を開始した。
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イギリス・ロンドン西部のヒースロー空港が21日早朝、変電所火災により閉鎖された。
火災発生から数時間後、空港当局は声明で、「空港設備本体に問題はなく、安全にフライトを再開できる状態になっている」と述べた。
しかし、空港当局は利用客に対し、運行再開後もしばらくは混乱が続くとして、旅行を控えるよう勧告している。同空港は22日中に通常の体制に戻したいと述べている。
当局によると、空港に電力を供給している変電所での火災により停電が発生し、現地時間の21日午後11時59分まで閉鎖される見込みだという。
空港の広報担当者は声明で、「今後数日間、大きな混乱が予想されるため、正常に戻るまで、利用者は旅行を控えてください」と述べた。
地元メディアによると、ロンドン消防隊は20日の午後11時23分に現場に到着。消火活動を開始した。
火は約7時間後の21日午前6時28分に消し止められた。出火原因は明らかになっていない。
消防隊は近隣から29人を避難させ、予防措置として200メートルの範囲に規制線を張った。
ヒースロー空港の年間利用者は8000万人超。1日に約1300回の離着陸が行われている。