◎事件はドレスデンの東方に位置する地区で発生。ナイフで武装した16歳の男が学校に侵入し、8歳の少年に切りかかった。
ドイツ、首都ベルリンの警察官(Getty Images)

ドイツ東部ドレスデン郊外の学校で16歳の男が8歳の少年に切りかかり、焼身自殺を図った。地元警察が23日、明らかにした。

それによると、事件はドレスデンの東方に位置する地区で23日の現地時間午前9時45分頃に発生。ナイフで武装した16歳の男が学校に侵入し、8歳の少年に切りかかったという。

8歳の少年は頭部と頸部を負傷し、ヘリで市内の病院に搬送された。ドイツ通信社(dpa)は関係者の話しとして、「少年の容体は安定している」と伝えている。

警察が学校内を捜索し、16歳の男を確保した。男は少年を襲った後、自分の身体に火をつけたとみられるが、焼身自殺は失敗に終わったようだ。

男も病院に搬送された。容体は不明である。

警察は男が所持していたナイフ、液体の入ったボトル、ライターなどを押収した。

容疑者の氏名は個人情報保護法に基づき、非公開となっている。警察は当初、「被害者は少女」と発表していたが、その後訂正した。

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