◎脱線の原因は調査中である。
2022年6月4日/ドイツ、南部バイエルン州ガルミッシュパルテンキルヘン近郊(Josef Hornsteiner/ドイツ通信社)

ドイツ政府は4日、南部バイエルン州ガルミッシュパルテンキルヘン近郊で発生した列車の脱線事故について、5人目の犠牲者を発見したと発表した。

ドイツ通信社(dpa)などによると、男性の遺体は脱線した車両の下から発見されたという。当局は大型クレーンで車両の一部を線路外に移動させていた。

脱線した列車はミュンヘン行きで、3日の正午過ぎに2階建車両3両が横転した。

脱線の原因は調査中である。

この列車には帰宅中の学生など、約140人が乗っていた。バイエルン州警察は44人が負傷したと発表している。

横転した車両に乗っていた乗客は救助隊の助けを借りて窓から脱出した。その他の車両の乗客は自力で避難したと伝えられている。

ガルミッシュパルテンキルヘン近郊のリゾート施設エルマウ城では6月26日~28日にG7首脳会議が開催される予定。

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