◎ビールメーカーと販売業者は昨年、約84億リットルのビールを販売した。
ドイツ、ミュンヘン、オクトーバーフェスト(Getty-Images/AFP通信)

ドイツの2023年のビール販売量が22年比で4.5%減となった。連邦統計局が1日、明らかにした。

それによると、同国に本拠を置くビールメーカーと販売業者は昨年、約84億リットルのビールを販売したという。これにノンアルとEU圏外から輸入されたビールは含まれない。

2022年にはコロナ規制の終了に伴う国内およびEU域内の需要回復により、ビール販売量は2.7%増加した。

しかし、昨年は両市場とも再び減少に転じたようだ。

全体の80%以上を占める国内の売上は4.2%減の69億リットルであった。

輸出は全体で5.9%減。EU域内での売上は2.6%減の7億8400万リットル、その他の国の売上は9.6%減の6億4670万リットルだった。

ドイツのビールメーカーは近年、苦戦を強いられている。統計局によると、昨年の販売量は2013年比で11.3%減、1993年比で25.3%の大幅減となった。

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