◎コカインを発見したのはバナナを購入した会社の従業員。
注射器を持つ女性(Getty-Images)

ドイツの税関当局は7日、南米エクアドルから出荷されたバナナの中にコカイン635kgが隠されていたと発表した。

当局によると、コカインを発見したのはバナナを購入した会社の従業員。

コカインはブロック状に圧縮され、プラスチックフィルムに包まれた状態だった。従業員は先月27日にこれを発見したという。

積み荷はエクアドルからオランダのフリシンゲン港経由でドイツに到着した。

当局によると、コカインはバナナの間に挟まれていたという。従業員は荷物の中に異物が含まれていることに気づき、税関に通報した。

ドイツ通信社(dpa)は警察筋の話を引用し、「末端価格は4450万ユーロ(約65億円)と推定される」と報じた。

税関は関係機関と連携してコカインが持ち込まれた経緯を調べるとしている。

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