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▽NATOはロシアが2029年までに欧州のNATO加盟国領土を攻撃できるほど戦力を増強する可能性があると予測している。
ドイツ陸軍の戦車部隊(ドイツ通信社/AP通信)

ドイツ連邦軍のブロイヤー(Carsten Breuer)将軍が2029年までに同軍が必要とする兵器、武器、装備を完全に揃えるよう命じた。現地メディアが25日に報じた。

NATOはロシアが2029年までに欧州のNATO加盟国領土を攻撃できるほど戦力を増強する可能性があると予測している。

ドイツ通信社(dpa)によると、ブロイヤー氏が5月19日に署名した「即応態勢強化のための指令的優先事項」と題された文書では、軍は政府の方針に基づき、「この目標」を達成する見通し。

ブロイヤー氏は命令の中で、緊急に取得または開発すべき兵器の優先順位を設定している。これはNATOが以前に示した優先順位を一部反映している。

ブロイヤー氏はその中で、ドローンの迎撃に必要な防空システム、防空網全体の強化を挙げている。

NATOはドイツに対し、米国製の地対空迎撃ミサイルシステム「パトリオット」のような射程の長い防空システムから短距離迎撃システムまで、防空体制を少なくとも現在の4倍に増強するよう要請する、もしくはしたとされる。

ピストリウス(Boris Pistorius)国防相は24日、志願兵の数が採用目標に達しなかった場合、徴兵制を再開する可能性があると明らかにした。

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