◎警察が当時の状況を調べている。
フランス、パリ近郊の送電鉄塔(Getty Images)

フランスの電力ネットワーク・オペレーターである配電子会社エネディスは5日、同社の技術者1人が停電復旧作業中に死亡したと発表した。

それによると、事故は4日に発生。この技術者はブルターニュ地方の復旧作業に当たっていたという。

ブルターニュ地方はこの数日、低気圧の影響で大荒れとなり、10万世帯以上で停電が続いている。ノルマンディー地方でも2万5000世帯以上が停電した。

エネディスによると、亡くなったのは46歳の男性社員。

国営メディアは関係者の話しとして、「この技術者は電力ケーブルの復旧作業中に感電死した」と伝えている。

警察が当時の状況を調べている。

今回の記録的な暴風雨による死者は欧州全体で14人となっている。(11月4日時点)

エネディスは5日のプレスリリースで、「ブルターニュ地方の11万2000世帯とノルマンディー地方の2万5200世帯の停電復旧に取り組んでいる」と報告した。

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