◎列車は4日の午前3時25分頃(現地時間)にハーグとアムステルダムの間で建設用機械に衝突・脱線した。
2023年4月4日/オランダ、首都アムステルダム郊外、脱線事故現場(Getty Images/AFP通信)

オランダの首都アムステルダム郊外で4日、旅客列車が脱線し、少なくとも1人が死亡、約30人が負傷した。

救助当局によると、列車は4日の午前3時25分頃(現地時間)にハーグとアムステルダムの間で建設用機械に衝突・脱線した。

一部メディアは関係者の話を引用して「乗客約50人を乗せた列車が貨物列車と衝突・脱線した」と報じていたが、その後、「線路に侵入した重機と衝突・脱線した」と訂正した。

公共放送BNNによると、医療隊員が現場で負傷者の救護に当たったという。負傷した約30人の一部は重傷と伝えられている。

BNNは横転した客車と夜空に煙が立ちのぼる様子を報じた。

現場周辺には救急車が待機し、消防ヘリも周囲を旋回していた。

BNNによると、重傷者は近くの病院に搬送され、11人が近くの民家で手当てを受けたという。

重大インシデントを調査するオランダ安全委員会(OVV)の調査員が現場に派遣された。

事故の影響でハーグとライデン間の路線が運休になっている。

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