◎事故は27日夕方に発生した。
2022年8月27日/オランダ、ロッテルダム郊外の河川敷、警察の現場検証(Media TV)

オランダの警察当局は28日、ロッテルダム南部の河川敷でトラックがバーベキュー場に突っ込んだ事故について、これまでに6人の死亡を確認し、7人が病院に搬送され、そのうち1人は重体と発表した。

事故は27日夕方に発生した。

警察によると、28歳~75歳の男女それぞれ3人が死亡したという。犠牲者と負傷者の身元は明らかにされていない。

ロッテルダム警察はトラックを運転していたスペイン国籍の男を拘束したが、身元と認否は明らかにしていない。オランダ公共放送BNNは27日、警察筋の話を引用し、「当分の間はあらゆる可能性を想定し捜査を進める」と報じ、テロの可能性もあると示唆した。

BNNによると運転手からアルコールは検出されなかったという。

トラックは河川敷の道路を外れて土手をかけ下り、バーベキュー場に突っ込んだ。

アレキサンダー(King Willem-Alexander)国王とマキシマQueen Maxima)王妃は28日にツイッターを更新。犠牲者に哀悼の意を表し、遺族と負傷者のために祈っているとツイートした。

警察が公開した現場の写真にはバーベキューに使用されていたと思われるテーブル、イス、バーベキューセットなどが写っていた。

ルッテ(Mark Rutte)首相は28日の声明で、犠牲者に哀悼を意を表した。

2022年8月27日/オランダ、ロッテルダム郊外の河川敷(Media TV)
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