◎7人のうち3人はベルギー国籍を取得し、7人全員が「イスラム国(ISIS)を支持する組織」に属していた。
ベルギー、首都ブリュッセルの商店街(Getty Images)

ベルギーの連邦検察庁は4日、テロ攻撃を計画した疑いで7人を逮捕したと発表した。

当局によると、7人のほとんどがロシア南部チェチェン共和国の出身だという。身元は明らかにされていない。

検察庁は声明で、「7人はベルギー国内でテロ攻撃を準備していた疑いがある」と述べている。

公判の日程は未定。7人の罪状と認否も明らかになっていない。

検察庁によると、7人のうち3人はベルギー国籍を取得し、7人全員が「イスラム国(ISIS)を支持する組織」に属していたという。

同庁は罪状について、「暗殺未遂、テロ組織での違法な活動、テロ等の準備に問われる可能性がある」としている。

ベルギーは2016年のブリュッセル地下鉄・空港爆破テロなど、この10年で何度もテロに見舞われている。

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