◎事件は7日の現地時間7時前に発生した。
オーストリア軍の兵士(Getty Images)

オーストリアの国防省は7日、首都ウィーン近郊の兵舎で乱闘が発生し、銃器が使用され兵士1人が死亡、将校が負傷したと発表した。

同国の国営テレビ・ラジオ局であるオーストリア放送会社(ORF)によると、事件は7日の現地時間7時前に発生したという。

現場はウィーンの南方ウィーナーノイシュタットにある飛行場に隣接する兵舎。

国防省によると、死亡した兵士は昨年9月に兵役に就き、10月中旬からそこで衛兵として勤務していた20歳男性。任務交代時に仲間の兵士を脅し、担当の将校に体当たりをしたという。

この乱闘の中で数発の発砲があり、兵士は致命傷を負った。

負傷したのは2007年から兵舎に勤務していた54歳の少尉。病院に搬送されたが、銃創はなかったという。容体は明らかにされていない。

地元警察が当時の状況を調査している。

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