◎死亡したのは77歳のドイツ人男性。
アルプス山脈(Getty Images)

オーストリアの警察当局は23日、アルプス山脈の山頂で写真を撮影していた男性が滑落、死亡したと発表した。

チロル州警察によると、死亡したのは77歳のドイツ人男性。身元は明らかにされていない。

男性は63歳のスペイン人女性と21日にオーストリアとスイスの国境に位置するGreitspitze(標高2870m)にハイキングに行った。

警察の報道官によると、男性は山頂碑近くで女性の写真を撮った後、遠くから写真を撮るために後退したという。

男性は自分が崖の際に立っていることに気づかず、バランスを崩し、約60m滑落した。

救助隊は山頂付近にいた目撃者の通報を受け、現場に急行した。報道官によると、救助隊は男性の遺体をヘリで回収したという。

Greitspitzeは登山初心者でも登れる山とされ、地元住民や登山観光客に親しまれている。

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