◎コカインは南米産とみられる。
売人のイメージ(Getty Images)

アルバニア当局は25日、隣国モンテネグロおよび国際機関との合同作戦でコカイン430kgを押収したと発表した。

アルバニア警察の汚職・組織犯罪対策課によると、取り締まりは24日に行われ、アルバニア人10人が逮捕されたという。

容疑者たちは肥料約24トンの中にコカインを隠して密輸しようとした。

警察の報道官によると、コカインは南米産とみられる。

コカインを隠した肥料はコロンビアからギリシャ第2の都市テッサロニキを経由してモンテネグロに到着、陸揚げ、そこからトラックでアルバニアに陸送された。

合同チームは首都ティラナの南西100kmの地点でコカインを押収。麻薬密売組織の拠点とみられるが、詳細は明らかにされていない。

アルバニアは欧州を代表するマリファナ生産国のひとつであり、密輸の拠点になっていた。

当局が8年ほど前から取り締まりを強化した結果、大麻農園の数は大幅に減少したが、それでも組織は密輸などで麻薬を確保し、利益を上げているようだ。

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