◎フーシ派はイスラエル軍と対峙するパレスチナ・ガザ地区のイスラム組織ハマスと協力関係にある。
2020年9月7日/イエメン、首都サヌア、シーア派武装勢力フーシの戦闘員(Getty Images)

米海軍の駆逐艦カーニーが紅海上でドローンを撃墜した。米主要メディアが国防当局者の話しとして3日に報じた。

それによると、このドローンはイエメンシーア派武装勢力フーシが支配する地域からカーニーと商業船に向かってきたという。

ABCニュースは当局者の話しとして、「カーニーは紅海上で、フーシ派が発射した可能性があるドローンを2回撃墜した」と伝えている。

2機のうち1機はカーニーに、もう1機は商業船の方向に向かっていたという。

当局者はより詳細な情報が入り次第、公表するとしている。

ABCによると、カーニーはフーシ派が発射したとみられる弾道ミサイルが紅海の商業船近くに着弾したという救難信号を受け、現場に向かう途中、ドローンに遭遇したという。

このミサイル攻撃による負傷者は確認されていない。

カーニーは先月、先々月にもこの海域でフーシ派のミサイルとドローンを撃墜している。

フーシ派はイスラエル軍と対峙するパレスチナ・ガザ地区のイスラム組織ハマスと協力関係にある。

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