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▽米中央軍(CENTCOM)はコメントを出していない。
米海軍の空母(Bloomberg)

イエメンの親イラン武装組織フーシ派は14日、米軍の最新の空爆により、少なくとも6人が死亡、26人負傷したと発表した。

フーシ派メディアが報じた映像には炎上する建物に向けて放水する消防士たちが映っていた。

米軍は3月15日にフーシ派への攻撃を開始して以来、首都サヌアや紅海に面する港湾都市ホデイダなどを200回以上空爆。フーシ派はこれまでに120人以上が死亡したと報告している。

フーシ派はサヌアの陶磁器工場が標的になったと主張した。

米中央軍(CENTCOM)はコメントを出していない。

CENTCOMトランプ(Donald Trump)大統領の許可を得て、イエメン領内を自由に空爆する権限を与えられている。

CENTCOMは攻撃した標的についての情報も提供していない。ホワイトハウスはこれまでに200回以上の空爆が行われたと発表している。

フーシ派報道官は13日夜、イエメン北西の紅海に面した都市上空で米軍のドローンMQ9リーパーを撃墜したと主張した。

それによると、防空部隊はこの2週間でリーパーを4機撃墜したという。真偽は不明である。

フーシ派はイスラエル軍がパレスチナ・ガザ地区への攻撃を再開したことを受け、紅海やアラビア海、アデン湾などを通過するイスラエル船舶への攻撃を再開すると主張。トランプ氏はこれを受け、フーシ派に対する軍事作戦を開始した。

フーシ派は23年10月にガザ紛争が始まって以来、イスラエル領内だけでなく、紅海やアデン湾の船舶を100回以上攻撃した。

この間、フーシ派は2隻の船舶を沈没させ、1隻をシージャックし、少なくとも4人の船員を殺害した。この攻撃は世界の海運を混乱させ、多くの企業がアフリカ南部喜望峰を周回する、より長く、より費用がかかる航路への変更を余儀なくされた。

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