◎2021年8月の政変でタリバンが政権を掌握し、米軍とNATO軍の完全撤退後、全ての航空会社がアフガン便を停止した。
国営トルコ航空(ターキッシュエアラインズ)の旅客機(Getty Images)

アフガニスタンのタリバン暫定政権は21日、トルコの国営航空会社「トルコ航空」が3年ぶりにカブール便を再開したと発表した。

現地メディアによると、イスタンブールとカブールを結ぶ便が21日に運航を再開。初便が無事カブール国際空港に到着し、乗客を歓迎する式典も開かれたという。

同便は毎週火曜、水曜、金曜、日曜の週4往復とし、予約状況次第で増便も検討するとしている。

2021年8月の政変でタリバンが政権を掌握し、米軍とNATO軍の完全撤退後、全ての航空会社がアフガン便を停止した。

カブール便を再開したのはトルコ航空が3社目である。

2023年11月にUAE(アラブ首長国連邦)の格安航空会社フライドバイがフライトを再開。今年1月には同じくUAEのエア・アラビアがこれに続いた。

アフガンの航空会社2社はUAEドバイ、モスクワ、イスラマバード、イスタンブールなどへの便を運航している。

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