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▽暫定政府の高官が国際線の受け入れ開始を表明した。
シリア、ダマスカス国際空港(ロイター通信)

シリア・ダマスカスの国際空港が7日から国際線の運航を再開する。国営シリア・アラブ通信(SANA)が4日に報じた。

それによると、暫定政府の高官が国際線の受け入れ開始を表明したという。

アサド旧政権が昨年12月8日に崩壊して以来、国際線は1便も離発着していない。

アサド(Bashar Assad)前大統領はタハリール・アルシャーム機構(HTS)率いる反体制派による電光石火の攻勢に対応できず、ロシアに逃亡。これにより、50年にわたるアサド一族の独裁に終止符が打たれた。

SANAは政府高官の声明を引用し、「政府は同盟国と協調して、ダマスカスとアレッポ空港が国際線を安全に受け入れられるよう努める」と報じた。

国連の援助機や外交団はダマスカス国際空港をすでに利用している。AFP通信によると、国内線は12月18日に再開され、ダマスカス発アレッポ行きの便が運航している。

シリア航空は7日からダマスカス発UAE(アラブ首長国連邦)ドバイ便を再開する予定だ。

カタール航空は2日、約13年ぶりにダマスカス便の運航を再開すると発表。フランスとドイツの外相は3日、首都ダマスカスを訪れ、暫定政府を率いるジャウラニ(Abu Mohammad Al-Julani、本名アフマド・シャラ)氏と会談した。

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