シリア暫定政府、DPワールドと8億ドルの協定締結、港湾インフラ強化へ

DPワールドはシリアの港湾インフラと物流サービスを強化する取り組みを支援することになる。
アラブ首長国連邦、ドバイに本拠を置く港湾運営会社DPワールドのロゴ(ロイター通信)

シリア暫定政府がアラブ首長国連邦(UAE)の港湾運営会社DPワールドと8億ドルの協定を締結した。国営シリア・アラブ通信(SANA)が13日に報じた。

DPワールドはシリアの港湾インフラと物流サービスを強化する取り組みを支援することになる。

両者は5月、覚書に署名していた。

SANAによると、この協定は地中海沿岸のタルトゥースに多目的ターミナルを開発すること、および工業地帯と自由貿易地帯の設立における協力に焦点を当てている。

調印式にはシャラア(Ahmed al-Sharaa)大統領も出席した。

トランプ(Donald Trump)米大統領は先月、シリアに対する経済制裁を終了する大統領令に署名した。

米国の制裁解除により、シリアで活動する企業や人道支援団体による取り組みがさらに活発化すると期待されている。外国からの投資や貿易も容易になるだろう。

SHARE:
この記事が気に入ったら
フォローしよう
最新情報をお届けします