◎イスラエル空軍の戦闘機が発射したミサイルはラタキア州の防空部隊に命中した。
シリア、イスラエル軍のミサイル攻撃(Getty Images)

イスラエル軍がシリア北部ラタキア州を空爆し、兵士2人が死亡、6人が負傷した。国営シリア・アラブ通信(SANA)が13日に報じた。

それによると、イスラエル空軍の戦闘機が発射したミサイルはラタキア州の防空部隊に命中したという。

イスラエル軍は8月28日に北部の都市アレッポの国際空港を空爆し、滑走路を破壊。機能停止(復旧済みとみられる)に追い込んでいた。

イスラエル軍は宿敵イランとつながりあるアサド(Bashar al-Assad)大統領の支配下に置かれている地域を数百回攻撃してきたが、空爆を行ったと認めたことはほとんどない。

イスラエルはこの数年で首都ダマスカスとアレッポの国際空港を数十回空爆し、何度も機能停止に追い込んでいる。

イスラエルの標的はシリア軍かイランの支援を受けるグループであることが多い。イスラエル政府はイランのシリア進出を阻止すると宣言している。

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