イスラエル軍がイエメン・ホデイダを空爆、報復攻撃

被害の程度は明らかになっておらず、フーシ派もコメントを出していない。
中東イエメン・ホデイダ、イスラエル軍の空爆(Getty Images)

イスラエル軍がイエメンの港湾都市ホデイダを空爆した。親イラン武装組織フーシ派系のアル・マシラTVが7日早朝に報じた。

イスラエル軍の報道官は6日夜、ホデイダで軍事活動が行われているため、同地域を攻撃すると声明を出していた。

それによると、ホデイダの3つの港と発電所でフーシ派とみられる武装勢力の軍事活動が確認されたという。

報道官は対象地域の住民に避難を促していた。

被害の程度は明らかになっておらず、フーシ派もコメントを出していない。

イスラエル軍は6日、イエメンからイスラエルに向けて発射されたミサイルを撃墜したと発表していた。

フーシ派は23年10月にガザ紛争が始まって以来、イスラエル領内だけでなく、紅海やアデン湾の船舶を数百回攻撃してきた。

この間、フーシ派は2隻の船舶を沈没させ、1隻をシージャックし、少なくとも4人の船員を殺害した。この攻撃は世界の海運を混乱させ、多くの企業がアフリカ南部喜望峰を周回する、より長く、より費用がかかる航路への変更を余儀なくされた。

フーシ派がイスラエルに向けて発射したミサイルの大半が撃墜されている。イスラエルはその都度、報復攻撃を実施してきた。

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