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▽イスラエルとレバノンの親イラン組織ヒズボラによる停戦協定は24年11月末に発効した。
2024年11月16日/レバノン、首都ベイルート南部、イスラエル軍の空爆(AP通信)

イスラエル軍が28日、レバノンの首都ベイルートを空爆した。死傷者の情報はない。

イスラエルとレバノンの親イラン組織ヒズボラによる停戦協定は24年11月末に発効した。

イスラエル軍は協定発効後もレバノン南部を定期的に攻撃していたが、ベイルートを攻撃したのは初めてである。

イスラエル軍はベイルート南部の地区を攻撃すると警告を出していた。AP通信によると、ドローンとみられる飛翔体が爆弾を投下したという。

レバノン政府は現在、大打撃を受けた南部地域の再建や南部国境沿いの治安維持に奔走している。

イスラエルと親イラン組織ヒズボラは停戦発効から60日以内にレバノン南部から部隊を撤退させ、その後、レバノン正規軍と国連レバノン暫定軍(UNIFIL)が南部を管理することで合意していた。

しかし、イスラエルはレバノン側が合意を守っていないと主張。撤退を拒否。南部を定期的に攻撃してきた。

イスラエル軍は声明で、「ヒズボラのドローン保管施設を攻撃した」と発表した。

カタールの衛星テレビ局アルジャジーラによると、空爆を受けた地区は住宅地で、少なくとも2つの学校がある。

イスラエル軍はこの攻撃について、「レバノン南部からイスラエル北部に向けてロケット弾が発射されたことに対する報復」と説明している。

またイスラエル軍はレバノン政府がそのような攻撃を止めない限り、ベイルートへの攻撃を継続すると約束した。

ヒズボラはロケット弾の発射を否定。イスラエルの偽旗作戦と主張した。

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