イスラエル軍がイエメン・フーシ派のミサイル撃墜、被害の情報なし
数十発のミサイルとドローンが飛来し、その大部分が撃墜されたか、目標に到達しなかった。

イエメンの親イラン武装組織フーシ派は9日、イスラエル・テルアビブ近郊のベングリオン国際空港を弾道ミサイルで攻撃したと主張した。
イスラエル国防軍(IDF)は国内の複数の地域で空襲警報が鳴った後、イエメンから発射されたミサイルを迎撃したと明らかにした。
それによると、数十発のミサイルとドローンが飛来し、その大部分が撃墜されたか、目標に到達しなかったという。被害の情報はない。
イスラエルのメディアはIDFが報復空爆を実施したと報じている。
フーシ派は23年10月にガザ紛争が始まって以来、イスラエル領内だけでなく、紅海やアデン湾の船舶を数百回攻撃してきた。
この間、フーシ派は4隻の船舶を沈没させ、1隻をシージャックし、少なくとも7人の船員を殺害した。この攻撃は世界の海運を混乱させ、多くの企業がアフリカ南部喜望峰を周回する、より長く、より費用がかかる航路への変更を余儀なくされた。
フーシ派がイスラエルに向けて発射したミサイルの大半が撃墜されている。