▽レバノン保健省はこの空爆で女性を含む4人が死亡、7人が負傷したと発表した。
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イスラエル軍の空爆により、レバノン・ベイルート南部郊外に潜伏していた親イラン組織ヒズボラの幹部を含む4人が死亡した。イスラエル政府が1日、明らかにした。
それによると、幹部とされる男はイラン革命防衛隊(IRGC)で対外工作を担うコッズ部隊のメンバーでもあり、パレスチナ・ガザ地区のイスラム組織ハマスと連携して、イスラエル市民に対する大規模なテロ攻撃を計画していたという。
ヒズボラも男とその息子が3月31日の空爆で殺害されたことを確認した。ロイター通信は情報筋の話しとして、「この男はパレスチナ問題を担当する中堅司令官の1人だった」と伝えている。
レバノン保健省はこの空爆で女性を含む4人が死亡、7人が負傷したと発表した。
イスラエルとレバノンの親イラン組織ヒズボラによる停戦協定は24年11月末に発効した。
イスラエル軍は協定発効後もレバノン南部を定期的に攻撃していた。ベイルートへの空爆は協定発効以来2回目である。
ヒズボラの議員は声明で、「イスラエルの攻撃は状況をまったく異なるレベルにエスカレートさせる」と非難した。
国営メディアによると、この議員は空爆を受けた建物を視察。政府に対し、解決策を見出すために、最高レベルの外交を推し進めるよう求めたという。