スポンサーリンク
◎ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は4日午後の時点で4万4532人、負傷者は10万5538人となっている。
2024年7月13日/パレスチナ自治区、ガザ地区南部ハンユニスのマワシ地区(ロイター通信)

イスラエル軍が4日、パレスチナ・ガザ南部の避難所を空爆し、少なくとも20人が死亡、数十人が負傷した。ガザ当局が明らかにした。

それによると、イスラエル軍は南部ハンユニスのマワシ地区にある避難民キャンプを空爆したという。

カタールの衛星テレビ局アルジャジーラはガザ当局者の話しとして、「直近24時間のイスラエル軍の空爆・砲撃により、少なくとも50人が死亡、100人以上が負傷し、行方不明者の捜索が続いている」と報じた。

国連は4日、ガザ全域の人道状況は冬が近づくにつれ、劇的に悪化していると警告。全域で身動きが取れなくなっている200万人以上が飢餓や感染症のリスクにさらされているとして、支援物資の搬入量を増やすよう求めた。

イスラエル軍は2カ月に渡ってガザ北部を包囲し、イスラム組織ハマスの武器庫や施設を空爆。多くの住宅や難民キャンプが瓦礫の山となり、各地で行方不明者の捜索が続いている。

国連はガザ地区全体で食料の入手が難しくなっていると指摘している。

ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は4日午後の時点で4万4532人、負傷者は10万5538人となっている。

レバノン侵攻におけるレバノン側の死者は4日午後の時点で4047人、負傷者は1万6638人。

アルジャジーラによると、イスラエル軍の空爆を受けた南部ハンユニス・マワシ地区のキャンプで火災が発生し、数十人が移動を余儀なくされたという。

ガザ中心部でも3回大きな爆発があり、子供6人と衛生兵1人を含む11人が死亡。アルジャジーラによると、このうち5人はパン屋の前に並んでいた際、爆発に巻き込まれたという。

エジプト国境に近い南部ラファでも戦車部隊の砲撃により9人が死亡したと伝えられている。

アフィリエイト広告
スポンサーリンク