▽身元不明の男は絞首刑に処された。執行日は不明。
.jpg)
2023年に在イラン・アゼルバイジャン大使館を襲撃し、警備主任を殺害、他の2人を負傷させたとして逮捕された男の死刑が執行された。国営イラン通信(IRNA)が21日に報じた。
それによると、身元不明の男は絞首刑に処されたという。執行日は不明。
この事件は23年1月に発生。イラン当局は犯人の妻が同大使館を訪問中に失踪し、個人的な恨みで警備主任を殺害したと主張したが、アゼル当局はこの事件を「テロ」と呼んだ。
アゼル政府はイランがイスラム強硬派を煽り、テロを誘発したと主張。イランはこれを否定した。
この事件後、同大使館は閉鎖。職員は国外に退去した。
アゼル外務省は23年4月、イランの外交官4人を追放。その1カ月後、イランはアゼルの外交官4人を追放した。アゼルは24年7月、大使館の運用を再開した。
アゼルはイラン北西部と国境を接し、19世紀初頭までペルシャ帝国の一部だった。イランには1200万人以上のアゼル人がいる。