◎米国領事館が被害を受けたという報告はない。
2022年9月28日/イラク北部のクルド人自治区(Ala Hoshyar/Metrography)

イラク北部・クルド自治区の中心都市アルビルにある米国領事館近くで爆発があった。現地メディアが15日に報じた。

それによると、イラン革命防衛隊(IRGC)が爆発に関与したと声明を出し、「弾道ミサイルでスパイの本部と反イランテロリストを標的にした」と主張したという。

AP通信はイラク当局者の話しとして、「この爆撃で少なくとも4人が死亡した」と伝えている。

米国領事館が被害を受けたという報告はない。

APによると、クルド自治政府と米軍に死傷者は出ていない。

クルド当局はアルビルに飛来したドローンを3機撃墜したと報告しているが、詳細は不明。

APによると、爆撃は非常に激しく、米国領事館周辺の少なくとも8カ所で爆発が確認されたという。

イランはパレスチナ・ガザ地区に侵攻した宿敵イスラエルとその同盟国である米国に対し、ガザ侵攻を停止しなければ「取り返しのつかない事態になる」と警告してきた。

イラン政府はロシア、レバノンの過激派ヒズボラ、イエメンのフーシ派などと連携して対米路線を加速させている。

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