◎営業利益は47億ドル。22年の29億ドルを上回り、過去最高を更新した。
アラブ首長国連邦、ドバイの夜景(Getty Images)

中東最大の航空会社エミレーツ航空が13日、昨年の決算を発表し、過去最高益を更新したと明らかにした。

それによると、昨年の売上高は330億ドル。22年の293億ドルを上回った。

営業利益は47億ドル。22年の29億ドルを上回り、過去最高を更新した。

乗客数は5190万人。22年は4360万人で、こちらもコロナ禍前の水準を上回った。

エミレーツのCEOは声明で、「1年を通して、世界中で航空輸送と旅行関連サービスに対する高い需要が見られた」と述べた。

アラブ首長国連邦(UAE)政府はX(旧ツイッター)に声明を投稿。同社を絶賛し、「航空業界は変わった。この業界とエミレーツはこれから先、より美しく、より偉大で、より良いものになるだろう」と書き込んだ。

エミレーツは昨年11月、航空宇宙機器大手ボーイングの航空機30機を追加購入すると発表。契約規模は約110億ドル(1兆7180億円)。この契約により、エミレーツに今後納入されるボーイング機は200機を超えた。契約総額は520億ドル(約8兆1220億円)にのぼる。

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