◎今回の契約により、エミレーツ航空に今後納入されるボーイング機は200機を超えた。契約総額は520億ドル(約7兆9000億円)にのぼる。
中東最大の航空会社エミレーツ航空は13日、ドバイ航空ショーの開幕にあたり、米航空宇宙機器大手ボーイングの航空機30機を追加購入すると発表した。
それによると、契約規模は約110億ドル(1兆6700億円)。ボーイング787-9ドリームライナー30機を購入し、さらに10億ドル規模の別の契約を結ぶ予定だという。
エミレーツ航空は午後の記者会見でこの発表を行った。同社は最近、ボーイング777を90機(777-9を55機、777-8を35機)購入する契約を結んでいる。
同社はこの30機に加え、787ドリームライナーを5機追加購入する予定であると明らかにした。
同社は声明で次のように述べている。「これはボーイング社だけでなく、世界の航空サプライチェーン全体の雇用を支えるという我が社の長期的なコミットメントのひとつである。777はドバイと全大陸の都市をノンストップで結ぶという我が社の戦略の中心にある...」
ボーイング社の副社長はこの契約を称賛した。
今回の契約により、エミレーツ航空に今後納入されるボーイング機は200機を超えた。契約総額は520億ドル(約7兆9000億円)にのぼる。