▽ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は13日午後の時点で4万8239人、負傷者は11万1676人となっている。
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イスラエル軍によるパレスチナ自治区・ヨルダン川西岸地区での対テロ作戦の死者が急増し、今年ジェニン難民キャンプで殺害された市民が少なくとも25人に達し、2万人近くが避難を余儀なくされた。保健当局が13日、明らかにした。
イスラエル軍は1月21日からヨルダン川西岸で大規模な対テロ作戦を継続中。ジェニンやトゥルカレム難民キャンプなどが標的となり、多数の死傷者が出ている。
カタールの衛星テレビ局アルジャジーラはパレスチナ当局者の話しとして、「ジェニンだけで今年に入ってから少なくとも25人の民間人が殺害された」と伝えている。
それによると、イスラエル軍はジェニンにある4つの主要病院への水の供給を遮断し、全体として、ジェニンの35%が断水しているという。
イスラエル軍は13日、ジェニンで複数の車両を空爆。これまでのところ負傷者は報告されていない。
ジェニン難民キャンプは1953年に国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が避難民を保護するために設置したもので、抵抗勢力の拠点があり、長年イスラエル軍の標的になってきた。
イスラエル軍は12日の声明で、「今週ヨルダン川西岸全域で90人以上のパレスチナ人を拘束した」と発表した。
パレスチナ囚人協会によると、1月19日のガザ停戦発効後、ヨルダン川西岸で少なくとも380人のパレスチナ人がイスラエル軍に逮捕されたという。
ガザ地区のイスラム組織ハマスは13日、イスラエルとの停戦合意に基づき、次の人質3人を予定通り2月15日に解放すると表明した。
ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は13日午後の時点で4万8239人、負傷者は11万1676人となっている。