◎映画祭のオープニングを飾ったのは超大作歴史アドベンチャーと噂されている「ランド・オブ・レジェンド(原題:Land of Legends)」
ロシアの首都モスクワで26日、第44回モスクワ国際映画祭のオープニングセレモニーが行われ、国内の俳優や監督が出席した。
国営メディアによると、欧米の作品はほとんど公開されないという。
アカデミー賞受賞作「太陽に灼かれて(原題:Burnt By The Sun)」の監督、ニキータ・ミハルコフ(Nikita Mikhalkov)さんは国営メディアの取材に対し、「来てくれるスターの数に興味はない」と語った。
またミサルコフさんはロシアのウクライナ侵攻を称賛し、「英雄はドンバスにいる」と興奮した様子で語った。「私たちのウクライナをナチスから取り戻そうとする英雄を称えましょう。ロシアは悪の手からウクライナを取り戻します」
別の俳優はウクライナ侵攻を新時代のヒーローが誕生する特別奪還作戦と呼んだ。「私たちのウクライナで新しいヒーロー、新時代のヒーローが生まれています。ロシアとウクライナはひとつになろうとしているのです」
映画祭のオープニングを飾ったのは超大作歴史アドベンチャーと噂されている「ランド・オブ・レジェンド(原題:Land of Legends)」。監督はもちろんロシア人である。