◎キム・カーダシアン・ウェストとカニエ・ウェストは離婚に向けた協議を行っており、既に別居している。
Getty Images/キム・カーダシアン・ウェストとカニエ・ウェスト

報道によると、キム・カーダシアン・ウェストとカニエ・ウェストは離婚に向けた協議を行っており、既に別居しているという。

CNNニュースは、カーダシアンと子供たちがカリフォルニア州、ウェストがワイオミング州の自宅で生活していると報じた。

カーダシアンの友人は、「二人はカウンセリングを受けながら離婚について話し合っており、離婚届は机の上に準備されている」と述べた。

報道によると、カーダシアンはローラ・ワッサー弁護士を雇い、ウェストと話し合いを進めているという。

世界を代表する有名夫妻は2000年代初頭に出会い、2014年にイタリアのフィレンツェで豪華な結婚式をあげた。

その後、2015年に息子のセイント、2018年に娘、2019年に息子が生まれ、夫妻の関係は順調と伝えられていた。

ふたりは2016年の強盗被害などの困難を乗り越え、支え合ってきた。

2018年、ウェストは妻をツイートで称賛した。

カニエ・ウェスト:
「妻は私に感謝と幸福を与えてくれた。私は妻に深く感謝する。純粋に幸せです」

Getty Images/カニエ・ウェスト

ウェストは挑発的なコメントやツイート、ドナルド・トランプ大統領を強く支持する姿勢で物議を醸し、カーダシアンは暴走する夫を何度も擁護した。

2018年、ウェストは大統領執務室でトランプ大統領と雑談し、メディアを卒倒させた。

カニエ・ウェスト:
「大統領専用機の名をエアフォースワンからアイプレーンワンに変えるべきだ」

「俺はヒラリーが大好きだ。俺はみんなを愛している......この帽子(Make America Great Againのロゴ入り)を被ったとき、俺はスーパーマンになった気分がしたんだ。スーパーマンは俺のお気に入りだ。トランプ、あんたは俺にスーパーマンのマントをくれたんだ.......」

ドナルド・トランプ大統領:
「・・・」

しかし、ウェストは大好きなトランプ大統領と決別し、大統領選挙に立候補した。なお、ウェスト政権の基盤は映画「ブラックパンサー」に登場する架空の王国、ワカンダをモデルにしている。

2020年、サウスカロライナ州チャールストンでキャンペーン開始を宣言したウェストは、中絶について話している最中に突然泣き出し、「私の両親は私を中絶した。以前、私を中絶したと言っていた」などと語った。

ウェストは2019年に双極性障害を抱えていると告白し、カーダシアンは「言葉と意思が一致しないことがある」とソーシャルメディアに投稿していた。

ウェストは厳しい批判にさらされながらも大統領選挙を戦い抜き、共和党有利のテネシー州で約10,000票を獲得した。また、他の州でも一定の存在感を示し、ファンから喝采を浴びた。

一方、カーダシアンは国内のコロナウイルス感染者が急増している中、社会的距離を無視し、ノーマスクで豪華なプライベートアイランドパーティを主催したと批判され、夫の選挙活動に水を差した。

カニエ・ウェスト大統領候補の公約(抜粋)

・中絶と避妊に反対。集会で「あなたを殺してはならない」と述べた。

・ブラック・ライブス・マターを支持。犠牲者の遺族に200万ドルを寄付した。

・大麻の合法化を支持。

・死刑に反対。「あなたを殺してはならない」と述べた。

・コロナウイルスに感染したことを告白。また、開発中のワクチンを「獣の印」と呼び、懸念を表明した。

・持続可能な経済を目指し、農業社会の復活を求めた。ただし、シェールガスについては、「輸出国であり続けるべき」と述べた。

・外交政策はトランプ大統領と同じく、「アメリカファースト」を維持。

・銃規制に反対し、「違法な銃のみ取り締まるべき」と主張。全米ライフル協会(NRA)の支持を得た。

・不法移民の追放およびメキシコの壁建設に反対。

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