先日、15年前に付き合っていたA子(仮名)から、「夫とレスになって辛い」というLINEが入り、一緒に食事をとることになった。A子の旦那はコロナウイルスの影響で仕事が行き詰まり、大変厳しい状況にあった。

A子の現在の悩みは「夫とのセックスが苦痛、乱暴、自分勝手」の3つ。食事中に「辛いし寂しい」とシクシク泣くので、居た堪れない気持ちになった。

日常生活を送るうえで欠かすことのできない「セックス」が味気ないもの、苦痛を伴うものになったら悲しいし、辛い。私なら生きる気力を失い、絶望するだろう。それを解消するためには、パートナーと正面から向き合い、自分の中にあるすべてをさらけ出し、相手の気持ちも全て理解しなければいけない。

今回はコロナ禍などものともしないセックスの快楽と醍醐味、淫靡な日常生活を送れる極意を紹介したい。

目次

セックスレス

ルールを作らない

パートナーを心から愛する
 1.キス
 2.頭部および首
 3.肩と腕
 4.手

 5.背中
 6.足先から太もも
 7.乳房
 8.女性器
 9.アナル
10.クリトリス

11.挿入
  (体位)
   ・深山(みやま)
   ・首引き恋慕(くびひきれんぼ)
   ・絞り芙蓉(しぼりふよう)
   ・シックスナイン
   ・騎乗位
   ・撞木ぞり(しゅもくぞり)
   ・つり橋(つりばし)
   ・抱き地蔵(だきじぞう)
   ・正常位

玩具
 1.コスプレ
 2.筆
 3.ローター
 4.電マ
 5.ラブローション
 6.ベビーパウダー
 7.SMグッズ
 8.バイブ

その他
 1.拘束
 2.首絞め
 3.陰毛処理
 4.飲尿
 5.食糞

セックスパートナー

まとめ

セックスレス目次に戻る

パートナーとの付き合いが長くなると、セックスはマンネリ化し、次第に”楽しむ”ではなく”義務”としてそれを行うようになる。それが悪化するとセックスレスになり、15年以上妻の裸を見ていないという悲しい事態になったりする。

全ての夫婦やカップルがそうとは限らないが、私の友人の多くは、義務だから、子供が欲しいから、という感覚でセックスを行っている。私も10年ほど前まではそうだった。結婚3年目にレス、色々悩むも解決策は見いだせず、妻との営みが苦痛に思うこともあった。

しかし、あることがきっかけで、私の性癖は開花(?)し、今では少なくとも週3回妻とベッドの上で愛し合っている。大変恐縮なのだが、私の1回当たりのセックス時間は約3時間。これを友人たちに話すと、「変態夫婦」「基地外」「アソコが痛くなる」「そんなに長時間ピストンされたら死ぬ」と爆笑されるが、私も妻もそうは思わないし、苦痛に感じたこともない。

3時間セックスするといっても、3時間”挿入”しているわけではない。私は20歳の頃に包茎手術を受け、心持ち”イキにくい”ペニスを手に入れたと思っている。しかし、それでも30分連続で腰を振り続ければ、射精に至る可能性が極めて高い。

私はセックスをもっと楽しみたいと考え、”大まか”なルーティンを決めた。なお、これは「自分だけのルール」である。妻は私の考えなど知らないし、もちろん強制もしない。

キス20分、愛撫2時間、挿入40分、ただし、挿入時間は体調に大きく左右される。なお、愛撫とはパートナーの全身、頭頂部から足先まで両手と口を使い”愛してあげる”行為のことである。

ルールを作らない(目次に戻る

ルールを作った途端、セックスは味気ないものになる。しかし、「自分だけのルール」、パートナーに強制しない自分だけの”掟(おきて)”は作っても良い。

毎週金曜日はセックスの日」「攻守は30分交代制」、パートナー間のルールを作ってしまうと、セックスが仕事のように思えてくる。全身を舐められたいと考えている女性に、「攻守は30分交代、俺が納得するまでフェラチオしてね」とお願いすれば、その瞬間セックスは味気ないものになるだろう。

要は臨機応変、ルールに縛られず、パートナーの気持ちを尊重することが大切なのである。彼女の体調が悪ければ、気遣ってあげるのが普通。「今日は金曜日だから・・・」という理由で無理やり挿入しても、相手は嬉しくないし、しんどいだけだ。

また、自分が”したい”と思ったら、パートナーを”その気にさせる”努力も重要である。しかし、拒否されたらその日は潔く諦める。奥さんと同じベッドに入り、翌日に備え体調を整えてほしい。

パートナーをその気にさせる、セックスしたいと思わせる努力、方法は様々である。
・筋トレを行い、たくましい(キレイな)身体を維持する。
・身だしなみや服装を整え、夫(妻)ではなく”一人の男(女)”として意識させる。
・パートナーに対する思いやりと慈しみの心を忘れない。

相手を気遣い、かつ、セックスへの努力をコツコツ続ければ、相手もそれを自然と察し、求めてくる。私は結婚3年目でレスに陥り、妻に辛い思いをさせた。ある日、「一緒にお風呂に入りたい」と誘われたので、渋々了承。妻に「陰毛を剃ってほしい」とカミングアウトされ、従ったことを今でも鮮明に覚えている。

その日以降、「ありのままでいい」と自分に言い聞かせ、セックスできるようになった。しかも、恥ずかしがる妻の陰毛を剃った影響か、お互い隠し事を一切しなくなり、プレイもこれまでとは全く異なるものに変化した。それについては後述するので、ひとまずここまでの内容を整理しよう。

【大切なこと】
・自分だけのルール、”掟”は作っても良い。
パートナー間で共有するルールは作らない
・パートナーをその気にさせる努力が大切。
・ありのままでよい。そして可能な限り隠し事はしない。

【自分だけのルール:良い例】
・乱暴な愛撫は絶対に行わない。
・パートナーが「イヤ/痛い」などと口にしたら、すぐ動きを止め理由を確認する。
・挿入時は、相手の許可を得たうえで、自然系のボディオイルやローションを使用する。
・セックスが終わった後は、必ず”ありがとう”と言い、抱きしめてあげる。

【パートナー間で共有するルール:悪い例】
・毎週金曜日は必ずセックスする。
・攻守は30分交代制。
・フェラチオとクンニリングスは最低10分ずつ。
・時間は2時間以内に収める。

パートナーを心から愛する目次に戻る

男は女を愛したいと思っているし、その逆も然りである。ここから先は、私がセックス時に遵守している「自分だけのルール」を、各プレイに分けて紹介する。なお、繰り返しになるが、あくまで自分だけのルール、掟であることをご理解いただきたい。

各パートで妻が嫌がる素振りを見せれば、その時点で愛撫は終了。悪い点を確認し、”ごめんなさい”と素直に謝る。同じ失敗を繰り返さない、相手の嫌がるセックスをしないことが大切だ。

キス

長年連れ添ったパートナーとのキスに抵抗を持つ方が意外と多いものの、ベッドに入ったら、何が何でもキスから始めたい。しかし、強制しては以降のプレイが味気ないものになってしまうので、相手が嫌がる場合は、素直に「キスがしたい」とお願いするしかない。

キスの同意を得たら、次は姿勢を決めねばならない。パートナーの様子をチェックしつつ、「添い寝」もしくは「上から覆いかぶさる」のどちらかを選択しよう。この時、できれば全裸が良い(服を脱がす行為は割愛する)。肌が触れ合えば、興奮度も増す。

キスの仕方、好みは相手に合わせつつ調整したい。初めは唇90%、舌10%の割合でパートナーの上唇を優しく愛撫する。相手が舌を出したらそれに応え、絡め合わせても良い。上唇だけでなく下唇も忘れず、常に優しく、ソフトを意識してほしい。

この時、両手で乳房を鷲掴みにしてはいけない。また、クリトリスをグリグリすることも禁ずる。良いムードを維持したければ、まずはパートナーの髪、頭皮、耳、首を優しくソフトに両手の”指先”で触ってほしい。私は、”絹豆腐”をイメージし、それが壊れない(形を崩さない)ように触れることを心掛けている。

キスの時間は都度変化するが、パートナーの興奮度を高めることに成功すれば、舌と唾液を絡めあう濃厚なディープキスに発展し、おのずと時間も長くなってしまう。私は妻の体温を確認しつつ、頬と全身がピンク色になったら、次のステップに移ることを心掛けている。ただし、「もっとキスしてほしい」と言われたら、応えてあげるべきだろう。ここでも臨機応変な対応が求められる。

頭部および首

頭部および首周辺の愛撫は、唇と両手を使ってソフトに行う。まずは頭部と髪にキスをしつつ、両手でもそれらを優しく愛撫してあげよう。この時、唇は皮膚に触れる程度が良い。

女性の身体には星の数ほどの性感帯が存在する。そして、女性はそれらを優しくソフトに愛撫されたい、と願っている。15年ほど前、私は不感症に悩む風俗嬢と知り合いになり、紆余曲折を経てセックスに至った。その際、時間の許す限り全身をタップリ愛撫してあげたら、その女性は激しくイキ狂った末に小便と大便を全て噴出。あの時女性の発した「ウグオアギオオギャォォォ・・・」という魔獣の雄叫びは今でも鮮明に覚えている。

話が逸れてしまった。要は優しくソフトに愛撫することが大切なのだ。絹豆腐をイメージしながら優しく頭部とを髪を愛撫しつつ、耳と首周りに移行したい。

耳の愛撫は、指先、唇、舌、息の4つを使い分ける。息を吹きかけるだけでビクビク感じる女性、耳の中に舌を突っ込まれたいと願う女性、好みは人それぞれである。おすすめは、ここでも優しくソフトにだ。唇で右耳を優しく甘噛みしながら、指先で左耳の中を優しくなぞってあげる。息を吹きかけ、優しい言葉をつぶやいても良い。

首回りも同様。唇と舌、両手を使い優しく愛撫してあげよう。また、肩甲骨とその周辺は、意外な穴場スポットである。今、女性の肩甲骨周りを愛撫したい、と考える男性はどれくらいいるだろうか。私はクッキリ盛り上がった肩甲骨にたまらなく興奮する。

しかし、それがクッキリ見えなくても、愛撫してほしい。首元にキスしつつ、肩甲骨周辺を指先でなぞる。「ここまで来たら、いよいよ乳房と乳首だな」と考えた御仁、焦ってはいけない。首回りと肩甲骨周辺を心行くまで愛撫したら、次は肩と腕に移行する。

肩と腕

肩と腕を入念に愛撫された経験のある女性は、それを割愛すると怒る。「乳房やクリトリスだけじゃなく、全身愛してほしい」と懇願するようになるのだ(私の経験上)。

肩周りの愛撫は雑念を振り払いつつ、丹念にかつ優しく行ってほしい。この時、上から女性に覆いかぶさっていれば、自分の胸と相手の乳房が触れ合っているはず。ペニスはギンギン、尿道から尿道球腺液(我慢汁)があふれ出し、今すぐ乳首に吸い付き、挿入したいという煩悩が頭をよぎる。

しかし、それらの煩悩を全て振り払い、まずは肩回りを入念かつ丹念に愛撫、乳房と乳首、クリトリスのことは一切忘れて欲しい。この時、パートナーに”バンザイ”の姿勢をとってもらうと、さらに良い。肩と腕を舌先でゆっくり舐めあげる。二の腕と肘周辺から脇の下まで愛撫できればバッチリである。

脇の愛撫を好む女性は少ない。理由は、腋毛の処理跡や匂いが気になるからだ。この時、相手が本気で嫌がったら、即撤退、素直に謝る。しかし、微妙な反応であれば、「脇の舌も愛撫したい/舐めたい」と伝えよう。了解してくれれば、後は首回りや肩と同じである。

肩、二の腕、脇の愛撫には時間がかかる。しかし、「メンドクサイから左だけね」ではダメだ。肘から腕先にかけても、産毛を優しくなぞる感覚で、ゆっくり隅々まで行うこと。私はセックスの最中、常に時間をチェックしている。キスから肩腕の愛撫完了までにかかる平均所要時間は約50分、挿入への道は長く険しい。

画像はイメージです

手の愛撫は、意外とないがしろにされがちである。しかし、このパーツも性感帯の宝庫であり、愛撫しないのはあまりにもったいない。手の表裏を口と舌先で優しく隅々まで愛撫してあげよう。なお、この時両手が空いていれば、肩や腕周りの愛撫を続行しても良い。

指は一本ずつ丹念にしゃぶってあげよう。指先には神経が集中している。口に含み、舌を絡めながら優しく舐めあげると、女性の大半は恥ずかしがる。しかし、ここまで私の手順通りに愛撫を進めていれば、恐らく拒否されることはないはず。

パートナーの目を見ながら1本ずつゆっくり口に含むと、興奮度も増す。この時、自分の指をパートナーが咥えてくれたら最高である。見つめ合いながらお互いの指をしゃぶる、最高に興奮するシチュエーションであろう。

指のしゃぶり合いで興奮度合いを高めたら、今度は上半身、背中の愛撫に移行する。

背中

背中を愛撫する際の姿勢は2種類ある。ひとつは「添い寝スタイル」、ふたつ目はパートナーをうつ伏せに寝かせ上から覆いかぶさる「うつ伏せバックスタイル」である。

女性は添い寝スタイルを好む傾向にある。理由はパートナーと向き合った状態を維持できるからであろう。しかし、私は後者をおすすめしたい。ただし、パートナーが嫌がれば、添い寝スタイルでも背中の愛撫は十分可能。相手の様子を伺いつつ、臨機応変に対応してほしい。

うつ伏せバックスタイルに移行したら、両手の指先を使って、背中の上部および首元付近を優しくソフトにゆっくりなぞる。この時、パートナーが感じやすい性感スポットをチェックするとなお良い。指先が通過した時に声が出る、ビクッと反応する位置を覚えておこう。

うつ伏せバックスタイルをとると、ペニスがパートナーのアナルもしくは女性器周辺に当たる。この時、尿道から出る尿道球腺液(我慢汁)を擦りつけるイメージで優しく腰を動かしつつ背中の愛撫を行うと、興奮度が一気に増す。パートナーもあなたのペニスの存在を察知し、息遣いが荒くなるはずだ。

背中を両手と唇、舌で愛撫しつつ、ペニスの先端でアナルと女性器を優しく刺激する。パートナーの感度と喘ぎ声が増すと、「臀部を鷲掴みにしたい、挿入して腰を激しく打ち付けたい」という願望に駆られるが、それだけは絶対に避けてほしい。

パートナーの背中を唾液で、アナルと女性器を尿道球腺液でタップリ汚したら、次は足先から太ももへの愛撫に移行する。

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足先から太もも

初めて足先の愛撫を行う場合は、パートナーに「足先を舐めたい、触りたい」としっかり伝えた方が良い。匂いが気になる、手入れを行っていない女性は、恐らく拒否するだろう。その時は太ももから足首までの愛撫で我慢するしかない。

太ももから足先の愛撫は、「つま先から太ももの付け根に向かって」行うこと。理由は、手と口が女性器にジワジワ近づいてくる感覚と、パートナーに「早くアソコを触ってほしい、舐めてほしい」と思わせるためだ。

パートナーが足先の愛撫に抵抗を示さなければ、姿勢をチェンジする。自分の口元を相手の足先に合わせ、両手で足首もしくは足の甲をやさしくつかむ。準備が整ったら、唇と舌を使って足先及び足の裏、爪、指の股、全てを愛撫してあげよう。

足の裏を触ると、パートナーは「くすぐったい」もしくは「恥ずかしがる」素振りを見せる。本当にくすぐったい場合は、快楽より”笑い”に溺れてしまう可能性もあるので注意したい。後者であれば、パートナーを落ち着かせる言葉(キレイだよ、全身愛してあげたいなど)をかけつつ、ゆっくり愛撫を継続しよう。

足の指には手と同じく神経が密集している。つま先全体を愛撫し終えたら、指を一本ずつ口に含み、舌を絡ませ、唾液でベチャベチャにしよう。パートナーは、身体の中で最も雑菌の繁殖しやすい足の指を丹念にしゃぶられることで、あなたの本気度と愛を感じるはずだ。

つま先から足首に移行後も、ソフトタッチを忘れないこと。この時、女性器に向けて愛撫を行い、パートナーに「やっとアソコを触ってもらえる」と思わせたい。また、愛撫のスピードはあくまでゆっくり、ここでも相手の性感スポットをしっかりチェックしたい。

太もも周辺と付け根部分を愛撫する時は、「M字開脚」の姿勢をとってもらう。女性器が丸見えになり、膣分泌液(愛液)でアナル周り、シーツがベットリ濡れていれば、ここまでのプレイは順調に進んでいると考えて良いだろう。ただし、濡れにくい体質の女性も多いので、「シーツにシミができていない。俺はダメな男だ」とガッカリする必要もない。

太ももおよび付け根付近の愛撫は、パートナーの興奮度を劇的に高める非常に重要なパートである。姿勢は、足先および足首の愛撫と同様。太もも付近に顔を持ってくると、ペニスがパートナーの顔周辺に当たるので、ギンギン状態のそれを見せつけつつ、姿勢を調整する。

愛撫する際の姿勢は、「パートナーの両膝裏付近」に自分を脇を入れ、ガッチリホールドする。M字開脚状態を固定できたら、唇と舌を使って太もも周りの愛撫を開始しよう。

ガッチリホールドされた強制M字開脚姿勢は、パートナーに「逃げられない、抵抗できない、支配されている」という感覚を植え付ける。なお、相手が拒否反応を示せばすぐにやめねばならないが、ここまで手順通りにプレイを進めていれば、まず嫌がられない。太ももの付け根部分を舐めつつ、「丸見えだよ、早くアソコも舐めたい」など、言葉攻めでパートナーの気分を高揚させても良いだろう。

乳房

太ももを愛撫した後は、膣分泌液(愛液)でヌルヌルになった女性器に別れを告げ(?)、添い寝もしくは上位から覆いかぶさる姿勢に戻る。この時パートナーが、「なぜアソコを舐めてくれないの?汚いから?」など、クンニリングスを期待する発言をしても、”焦らしてるだけ”と答えれば良い。

元の姿勢に戻ったらキスもしくは上半身前面の愛撫に移行しよう。パートナーがキスを求めてくれば応じる、次のステップを期待していると感じたら愛撫を続行する。

上半身前面は乳房上部、乳房本体、腹部、下腹部の4パーツに分けて愛撫する。なお、上部から下部にゆっくり移動し、パートナーに「早くアソコを舐めて」と思わせることが大切なので、焦らず慎重に愛撫を進めて欲しい。

乳房の愛撫は難しい。理由は、それに触れた瞬間、理性を失い歯止めが利かなくなってしまうためだ。世の男たちの大半は、「乳房を鷲掴みにしたい」「乳首に吸い付き舐め回したい」「鷲掴みにしながら激しくピストンしたい」と考えている。

乳房とその周辺、乳首は非常に敏感である。乱暴に扱うとパートナーに苦痛を与えてしまうだろう。アダルトビデオのように乳房を鷲掴みにする、乳首を噛むなど言語道断。「親殺し・人喰い・近親相姦」と同じくらい危険な行為である。

乳房とその周辺を愛撫する時は、両手と唇、舌をフルに使う。しかし、乱暴に触れるのではなく、皮膚に触れるか否かの感覚、「超ソフト」を意識し、性感帯を探しながらゆっくり愛撫してほしい。そして、乳首と乳輪は「超超ソフト」、舌先でツンと優しく突く感覚を意識すること。ペロペロ舐めたり、指でグリグリしてはいけない。

乳房の愛撫をマスターすれば、それだけで女性を恍惚の世界に誘(いざな)うことができる。触れるか触れないかの感覚で乳首や乳輪を触るもしくは舐めると、女性の大半は感動するはずだ(私の経験上)。なお私の妻は、右乳首を指先で優しく愛撫しつつ脇を舐めてあげると、ベッドに水たまりができるほど愛液を放出する(本人曰く、ツボとのこと)。

最後に、乳房の愛撫は早めに終了することをおすすめする。理由は、最も重要な女性器の愛撫をタップリ行ってあげたいためである。乳首に別れを告げ、腹部、下腹部をゆっくり愛撫したら、まずは”アソコ”をじっくり観賞させてもらおう。

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女性器

女性器を愛撫する際の姿勢は2種類ある。ひとつはパートナーと同じ方向に身体を向け、顔の位置を女性器に合わせる「正常位クンニリングススタイル」、ふたつ目は太ももの愛撫と同じ「強制M字開脚シックスナインホールドスタイル」である。

おすすめは後者だが、パートナーの好みに合わせてほしい。ここではガッチリスタイルで話を進めていこう。クンニリングスを行う際の注意点は、乳房の愛撫と同じである。「超超ソフト」を徹底し、間違ってもベロベロ舐め回したり、膣口に無理やり指を突っ込んではいけない。

女性器を愛撫する際は、まずその作りをじっくり観賞し、パートナーに気持ちを伝えると良い。「君のアソコを見てるよ、キレイだよ、愛液でベチャベチャだよ」など、恥ずかしさと同時に興奮度を高める言葉がおすすめだ。

世の女性の多くは、自分の性器を「汚い・グロい・黒ずんでいる」など、否定的な目で見ている。身体の中で最も見られたくないパーツと言っても過言ではないだろう。しかし、今、下半身をガッチリホールドされ、身動きの取れない状態で、大切な人に自分の一番見られたくない恥部をマジマジと観察されている。

自分の性器に自信のない女性が、それを「キレイだよ」と言われれば、心の中でどう思うだろうか。恐らく”嬉しい”と思う。「そんなことない」と否定しながらも、内心ホッとするはずだ。ここで大切なことは、愛するパートナーの女性器を心の底から愛することである。

女性器の愛撫は、外郭を形成する「大陰唇(だいいんしん)」周辺から始める。なお、パートナーの両足をガッチリホールドしているため、唇と舌を使うことになるが、どちらか片方のホールドを解き、手を追加しても問題ない。

円を描くように大陰唇を愛撫し、膣分泌液(愛液)は全て優しく舐めとってあげよう。そして、小陰唇(しょういんしん)と膣口がピクピク動く様をじっくり観察しつつ、パートナーへの言葉攻めも忘れてはいけない。「ピクピクしてるよ」「美味しいよ」など、恥ずかしいと同時にヤバい(いい意味で)と思わせる言葉が特に効果的である。

このステップに入り、パートナーの喘ぎ声が悲鳴に変われば、自身をもって次のステップに進んで良い。しかし、反応が薄くても、愛情と慈しみの心を持って真剣かつ優しくプレイできていれば、深く思い悩む必要はない。

パートナーとの意思疎通を図り、嫌なものはイヤ、気持ちいい時はイイと、『嘘偽りなく発言できる』関係が構築されていれば、誰でも素晴らしいセックスを楽しむことができるのだ。

大陰唇から小陰唇、膣口へ移行する前に、女性が見られたくないもうひとつの恥部、アナルの愛撫を行おう。

アナル

アナル(肛門)は直腸から大便を排出する開口部である。この周辺および内部は非常に敏感、性感帯の宝庫と言ってもよい。ただし、敏感であるがゆえに「傷つきやすい」部位であることも忘れてはいけない。女性器と同じく「超超ソフト」な愛撫に徹すること。

姿勢は「強制M字開脚シックスナインホールドスタイル」を、愛撫は指先と唇、舌で優しく行う。まず、アナルの愛撫に慣れていない女性は、確実に嫌がり、恐らく拒否する。「アナルも愛撫したい」と正直に伝え、それでもイヤと言われたら、女性器の愛撫に戻ろう。

先述の通り、アナルは非常に敏感かつ傷つきやすい部位である。指先を使っての愛撫は慎重に行うこと。舌と唇で周囲の愛液を舐めとりつつ、アナルの周りからゆっくり優しく愛撫する。

開口部内の愛撫は、舌もしくは指先で行う。この際も、事前に「中も愛撫したい、痛かった(怖かった)らすぐに教えてほしい」など、パートナーの安全を最優先すること。

アナル内の愛撫を行う際は、市販の「ボディ(ベビー)オイル」もしくは「ローション」を使用する。そして、使用前にそれがパートナーの身体に合うか否かをチェックしなければならない。なお、私は赤ちゃん用のベビーオイルを使っている。アナルの入り口および内部の乾燥を防ぎ、かつ、肌にも優しい。値段も安価で入手しやすいので、皆さんもぜひご利用いただきたい。

内部の愛撫は人差し指の先端で行う。もちろん、爪はキレイにお手入れしておくこと。指の先端を開口部に当て、「入れるよ」と一声かけ、ゆっくり慎重に第一関節まで挿入する。この時”少しでも”抵抗を感じたら、オイルを塗るかゆっくり慎重に指を引き抜こう。

アナル内部の愛撫は、人差し指の第一関節までをゆっくり出し入れするだけで十分だ。開口部付近には性感帯が密集しており、そこを優しく触られるだけで、女性は感じてしまう。その奥にも性感帯は無数に存在するが、「怪我のリスク」を考えると、その他のパーツを愛撫する方が良い、と私は思う。

指を優しく出し入れしつつ、大陰唇や太ももの付け根付近を舐めてあげると、パートナーの興奮度をさらに高めることができる。一点に意識を集中することも大切だが、心に余裕が生まれれば、他の部位も同時に愛撫してあげたい。

ヒクヒク動くアナルをタップリ愛した後は、女性器の中心部、小陰唇、膣口、そしてクリトリスの愛撫に移行する。

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クリトリス

小陰唇およびクリトリス(陰核亀頭)の愛撫は同時に行う。ただし、クリトリスはアナル以上に敏感かつ「痛みを感じやすい」スポットなので、慎重かつ丁寧に扱わねばならない。

このパーツ、特に膣口内を愛撫する際も、必ずボディ(ベビー)オイルかローションを使用すること。愛液の分泌量は、同じ女性でも日によって大きく異なる。体調不良や睡眠不足など、ちょっとした要因で変化するので、潤った状態を簡単にキープできるオイルやローションは、怪我の予防という面においても欠かせない、と心得ておこう。

クリトリスは最強の性感スポットである。しかし、先述の通り、感じやすい反面痛みも感じやすい。小陰唇を優しく慎重に舐めつつ、まずはそれの状態をチェックしよう。

クリトリスは陰核包皮に包まれており、それを剥くことで、内部の本体(陰核)があらわになる。なお、剥くだけで痛みを感じる女性もいるので、その場合は皮の上からソフトに愛撫すること。パートナーに確認し、皮を剥いても痛みを感じないことが分かれば、人差し指と中指で「V(ピース)サイン」を作る。

クリトリス周辺を指2本を優しく当て(挟むイメージ)、腹部に向けて数ミリ動かせば、皮が剥け、内部があらわになる。その状態を維持したまま、先端を反対の手もしくは舌で超ソフトに愛撫しよう。

皮を抜ければベストだが、皮をかぶった状態でも、最強の性感帯であることに変わりはない。小陰唇とクリトリスを優しく愛撫すると、パートナーの悲鳴が雄叫びに変わる。女性らしさを微塵も感じさせない「グオオオォォォ」「アガオオァァァァ」などと言った声を聞くと、ここまで頑張って良かったと心底思うはずだ。

膣口および膣内の愛撫は、アナルと全く同じである。とにかく慎重かつ丁寧に。内壁に傷をつけ痛い思いをさせてしまえば、パートナーの感度は一気に減退し、あなたへの愛もしぼんでしまうだろう。

膣内には”Gスポット”と呼ばれる性感帯が存在する。「潮吹き」「Gスポットでイキ狂わせる」といった表現は、アダルトビデオ業界のプロパガンダではない。しかし、そこを愛撫することはとても難しく、上手く愛撫できなければ、「パートナーに苦痛を与える危険性」があるのだ。

Gスポットの愛撫を成功させるためには、以下の条件をクリアしなければならない。
①セックスにおいて、パートナーから100%の信頼を得ること。
②パートナーの緊張状態を完璧に取り払う。少しでも緊張していれば、最高の快感は得られない。
嘘偽りなく発言できる関係を構築していること
④丁寧、慎重、安全最優先を徹底し、Gスポットを超超ソフトに愛撫すること。

まず、パートナーにM字開脚の姿勢をとってもらう。次に、手のひらを上に向け、人差し指1本もしくは中指と人差し指2本を膣口に当て、ゆっくり慎重に挿入する。この蔡、指にはオイルをタップリ塗り付けておくこと。

第三関節まで挿入できたら、第二関節をゆっくり曲げ、指の先端をパートナーの腹部方向に向ける。90度ほど曲げた先にある膣内壁の一部がGスポットである。

これの正確な位置は、パートナーの様子を見ながら慎重に見定めなければならない。指先で膣内壁を優しく”トントン”と突くイメージで”数ミリずつ”動かしてみよう。動かすことに不安を感じたら、思い切ってパートナーにどこが気持ちいいか聞くことをおすすめする。

女性は優しくソフトな指の動きに安心感を覚える。パートナーから「少し左、もうちょっと上」と助言を貰える関係を構築できていれば、Gスポットは目の前である。

私の得意体位は、パートナーの横に座り、右手でGスポットを、左手は乳房と乳首、唇と舌でクリトリスを同時に愛撫する「3点攻め」である。妻にM字開脚の状態を維持して貰わねばならないが、「魔獣の雄叫び」を聞くためには欠かせないプレイだと確信している。

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挿入

ここからは、挿入におけるおすすめ体位をいくつか紹介する。なお、実際にプレイする際は、パートナーとの事前打ち合わせを密に行い、姿勢の確立、各種条件、問題点などを抽出しておくこと。さらに、以下の注意事項を遵守せねば、ここまでの努力が雲散霧消する可能性もあるので、注意すること。

挿入時の注意点:男性
()イキたい、射精したいという稚拙(ちせつ)な願望を捨てる。
()自分本位なピストン運動は厳禁。パートナーファースト。
()女性は激しいピストン運動を好まない傾向にある。
()一定の間隔、周期を遵守した穏やかな突きに徹する。
()オイルもしくはローションを必ず使用する。
()結合部に抵抗を感じたら、動きを止めパートナーに痛みがないか確認する。
()子作り時以外は必ずコンドームを装着する。

挿入時の注意点:女性
()我慢しない。少しでも痛みや違和感を感じたら、事実を伝える。
()愛液の量は体調によって変化する。自分の身体(性器)に合うオイルを必ず使用すること。

セックスを開始してから2時間超。パートナーを心から愛し、全てを出し切った先に挿入という究極の快楽が待っている。ただし、100%の力でセックスに取り組んだ結果、「愛撫だけで体力を使い果たしてしまった」「クンニで昇天、挿入される気力もない」という精神状態に陥る可能性も十分あり得る。

その時点でセックスを終了し仲良く眠りにつく、というパターンも大いにアリだと思う。「挿入と射精のないセックスなどあり得ない」、と反論したくなるだろう。しかし、ここまで自分のルールに乗っ取り規則正しく優しいセックスを行ってきた御仁は、ある事実にお気づきのはず。

超ソフトな愛撫を受けた女性は、オーガズムに達する。それも多い方だと数百から数千回、セックス中際限なくイキ続けるのだ。私が見た中でもっとも強烈だった女性は、魔獣の雄叫びを上げ続け、小便と大便を噴出してもセックスを続けようとした。あまりのイキっぷりに、”どうしたものか・・・”と後悔したことを覚えている。

成熟した男は、イキ続けるパートナーの姿を見ることに満足感を覚える。全身に優しく触れ、足の指をしゃぶり、太ももを舐め、乳房と乳首、女性器を心行くまで愛撫する。パートナーが際限なくオーガズムに達する様子を鑑賞する、これこそが皆に目指してほしい最高のセックスである。

ただし、挿入行為を否定するわけではない。2時間超のプレイで無限オーガズム(?)状態に陥った女性は、挿入されることで、究極レベルの快感を手に入れることができるのだ。また、あなた自身も、パートナーと一緒に昇天(射精)できれば大満足であろう。

ここからは、挿入におけるおすすめ体位をいくつか紹介する。なお、実際にプレイする際は、パートナーとの事前打ち合わせを密に行い、姿勢の確立方法、問題点などを抽出しておくこと。

【体位を選定する際の注意事項】
●リラックスした状態を維持できる
●身体に負荷をかけ過ぎない
●どちらか一人が不快に感じれば、即中止
●体位にこだわり過ぎない

(体位)

深山(みやま)

深山(みやま)は、オーソドックスな正常位スタイルに近い。仰向けになった女性の両足を負荷のかからない角度までゆっくり開き、膣口にペニスを押し当てゆっくり挿入する。ここまでは標準的な正常位スタイルのやり方と全く同じである。

膣内にペニスが入った状態で「女性の両足」を手に取り、肩に乗せれば深山の完成である。後は正常位と同じように優しく突く。足を閉じることで膣圧がアップするため、男性はペニスに加わる摩擦が、女性は膣壁をこすられる感覚がより高まる。

この際、パートナーの両足首もしくはふくらはぎ付近を手で持つと、姿勢を維持しやすい。ただし、非常に快楽度の高い体位であり、かつ、安定したピストン運動を可能にするため、男性は射精に至りやすい。早漏気味の方は注意しよう。

私はパートナーのふくらはぎを両手でしっかり固定、少し膝を曲げ、足の指を1本ずつゆっくり舐めながらピストンするのが大好きだ。しかし、足を舐めるのが好きだから行っているわけではない。

足の指を口に含み舌を絡ませ舐めあげると、ピストン運動への注意が散漫になる。「ダメじゃないか!」と怒られそうだが、一定周期でゆっくり突くことができれば問題ない。以前、足に気をとられ、30分以上ピストンを繰り返し、妻に”しんどい”と怒られたことがある。

つまり、別の”何か”に意識を集中させることで、射精しにくくなるのである。早漏気味の方はぜひ、足指舐め深山ピストンを行っていただきたい。全神経を足指に向けることが重要、乳房、乳首、膣口、パートナーの雄叫び、雑念(?)を全て振り払うことが大切だ。

【メリット】
()膣圧がアップし、挿入時の感度(男女とも)も増す。
()密着感が高く、興奮度高め。
()膣の奥まで挿入できる。

【デメリット】
()攻撃スタイル。膣圧がアップすることで挿入時の感度も著しく上昇し、射精に至りやすい。
()摩擦が強くなり、さらに膣の奥まで挿入できるため、膣内の潤いが低下すると痛みを感じやすい。都度、オイルやローションを使用すること。

首引き恋慕(くびひきれんぼ)

首引き恋慕(くびひきれんぼ)は、対面座位にSM要素を追加した体位である。「ハードSMは敷居が高い」「痛いのはイヤだ」という方におすすめしたい。

準備したいアイテムは、「長さ2m、直径16mm以上の八打ちロープ」、もしくは長めのベルト。また、それに近い機能を有する布(マフラーなど)でもOKだ。

対面座位は非常にシンプルな体位である。男性は足を伸ばした状態で座り、その上に女性が乗る。ペニスと膣口だけでなく、上半身もピッタリ密着できる素晴らしい体位のひとつだ。

対面座位の姿勢を確立したら、準備したアイテムを使って、二人の首を”一緒にくくる(縛る)”。二人の首がひとつの輪っかの中に入るイメージである。こうすることで、顔を離したくても離せない。強制的に向かい合った姿勢を作ることができる。

私は使わなくなったベルトを利用している。長さ調整も非常に簡単、ロープを結ぶ手間もかからない。パートナーとの密着を楽しむと同時に、逃げられないという感覚も味わいたい方はチャレンジしてみよう。

【メリット】
()手軽なソフトSM。導入しやすい。
()密着だけでなく、逃げられないという感覚も味わえる

【デメリット】
()対面座位と同じく腰に負担がかかる。腰痛持ちの方は要注意。
()細いロープを使うと首が痛くなるかも。おすすめはベルト、ロングマフラーを使っても良い。
()きつく縛り過ぎると、本当に昇天しかねない。

絞り芙蓉(しぼりふよう)

女性が主導権を握る「絞り芙蓉(しぼりふよう)」の語源は、「精力を搾(しぼ)り取る」というプレイスタイルから名づけられた、と言い伝えられている。

まず男性は対面座位と同じ状態、足を伸ばして座る。ただし、対面座位とは違い、壁などにもたれかかっても良い。女性は膣口にペニスを当て、「男性に背を向けた状態」でその上に座る。この時男性は、女性のイス、すなわち「奴隷」になった気分で仕える(?)となお良い。

女性は自分が動きやすい姿勢をとる。この時奴隷(?)が乳房を触ろうとしたら、あごにエルボーを叩き込んでもよい。奴隷を服従させたら、後は性器をペニスに打ち付けるだけだ。

パートナーの性器と臀部、そして背中を打ち付けられる感覚は、あなたのマゾヒズム(M)を目覚めさせるかもしれない。一方、女性はサディズム(S)に快感を覚え、めでたく変態カップル誕生、となるかは分からないが、この姿勢は女性主体で楽しめるプレイだと認識しよう。

女性がイヤらしく腰を打ち付ける間、男性は相手の乳房と乳首、背中や首元を愛撫しよう。また、クリトリスに”優しく”刺激を与えても良い。

絞り芙蓉はパートナーと向かい合えないものの、女性が少し首を動かせばキスも楽しめる。女性は腰を動かし、男性は両手と口を使って愛撫に徹する。壁などにもたれかかることで、腰への負担も軽減されるので、腰痛持ちの方にもおすすめだ。

【メリット】
()腰痛持ちの方におすすめ。
()パートナーを支配したい方は、性器だけでなく背中も打ち付けよう。

【デメリット】
()壁にもたれかからずプレイすると、腰に負担がかかる。
()安定した姿勢を確保すること。足の位置を調整し、動かきやすい姿勢で。

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シックスナイン

お互いの性器を舐めあうシックスナイン(69)は、挿入前にぜひ導入したいプレイである。種類は「女性上位」「男性上位」「添い寝型」の3種類。なお、興奮度が上昇した状態で行うことをおすすめしたい。

69を行うか否かの判断は女性に委ねる。クンニリングスが苦手な女性は、69も嫌う。しかし、ここまで優しく濃密な愛撫を継続していれば、パートナーの羞恥心は粉々に崩壊し、貪(むさぼ)るようにペニスを求めてくるはずだ。

舐める際の注意点はクンニリングスと同様である。超ソフトタッチを継続し、パートナーの秘部を心行くまで味わおう。なお、上に乗り身体を浮かせる姿勢をとると、膝、背筋、腹筋に負荷がかかる。また、下の者も、相手の性器に顔を近づけることで、腹筋トレーニング(?)バリの負荷が腹部にかかる。

身長差がある場合も、上から乗るスタイルは厳しい(できないわけではない)。おすすめは安定感抜群の添い寝スタイル、もしくは4つ目の秘儀、アナルの項目で紹介した「強制M字開脚シックスナインホールドスタイル」である。

ホールドスタイルは女性の負荷を軽減させる半面、男はかなりしんどい。腕力、背筋、腹筋、足腰の筋力も必要とされるので、体力に自信のある方限定としたい。しかし、正しく行えばパートナーに圧倒的な充足感と興奮を与えることができるだろう。

リラックスした状態を重視するか、気合を入れて男性らしさを発揮するか。プレイスタイルに決まりはないので、お互いの体調を考慮したうえで、臨機応変に対応してほしい。

【メリット】
()肉欲のままに性器を貪りあうことで、パートナーの全てを理解できる(はず)。

【デメリット】
()身体に負荷がかかる、
()性器とアナルを晒さねばならない。羞恥心を解き放ているか否かは男性次第。

騎乗位

騎乗位は、女性が主体となって行う挿入の代名詞である。このプレイが好まれる理由は様々、男性の意見としては「乳房の揺れる様を観賞できる」「パートナーの一生懸命な姿を見たい」「休憩したい」。女性は「自分の好きなペースで動ける」「エクササイズ代わり」など。

男性の立場で言うと、正常位は「超攻撃スタイル」、それに対し騎乗位は「超受け身スタイル」である。すなわち、前者は射精に至りやすく、後者はイキにくいのだ。女性が上に乗り腰を動かす間、男性は横になりリラックスした状態を維持できる。ペニスはギンギンでも、ゆっくり深呼吸すれば射精に至ることはまずない(はず)。

騎乗位は女性が上に乗り腰を動かすため、それを休憩と考える男性も多い。つまり、女性、パートナーに負荷をかけてしまうのである。これを行うか否かは、やはり女性が決めるべきだと私は思う。ここまで頑張ってクンニリングスした、休憩もかねて騎乗位をお願いしたい、などとお願いしない方が良いだろう。

女性から「騎乗位もしたい」と提案されたら、受ける。しかし、「疲れたから上に乗ってくれよ、お願い💛」では話にならない。セックスする前に筋トレせよ、である。

私は騎乗位が大好きだ。「馬鹿も休み休み言いなさい」と怒られそうだが、事実なので仕方がない。しかし、それを好む理由は、「疲れたから上に乗ってくれ」「乳房をブルンブルンしてくれ」などという不純(?)なものではない。

妻(パートナー)を優しく適切な愛撫で死ぬほど満足させると、羞恥心は崩壊、涙とよだれと愛液を垂れ流し、勝手に騎乗位を求めてくるのである。正しいテクニックでパートナーを満足させた結果、それを行わざるを得ない状況になってしまうのだ。

騎乗位は女性の身体に負荷をかける。中途半端なセックスでそれを求めると、パートナーは内心「メンドクサイ」「全然気持ちよくない」と思っているはずだ。

【メリット】
()超受け身スタイル。イキにくい。乳房の揺れる様を観賞できる。
()自分の好きなペースで動ける。エクササイズの代わりになる。

【デメリット】
()身体に負荷がかかる。

撞木ぞり(しゅもくぞり)

撞木ぞり(しゅもくぞり)は、絞り芙蓉(しぼりふよう)の進化系体位である。かなりアクロバティックな姿勢を要求されるので、導入するか否かは二人でよく話し合ってほしい。

背面座位(女性上位)からゆっくり仰向けになると、女性の背中があなたの胸にくっついた状態、「背面騎乗位」に移行できるはず。この状態でピストン運動を行うのだが、女性は仰向けの状態で足をM字に開き、臀部および腰を浮かせ(手と足を支点に)、かつ、性器とペニスの距離を縮めねばならない。

男性は腹筋に力を入れ、臀部を浮かし、ペニスを膣口に挿入する。この姿勢で行うピストン運動は想像以上に難しく、かつ、挿入も浅くなるため、二人の息をしっかり合わさねばならない

撞木ぞりは鏡の前で行うと興奮度が倍増する。うまく姿勢を確保できると、結合部が丸見えになるため、かなり刺激的だ。この姿勢を正しく楽しむためには、信頼関係と連係プレイ、そして『体力』が欠かせない。

姿勢を確立できるようになったら、優しくピストンしつつ、乳房や乳首、クリトリスを優しく愛撫してあげるとなお良い。究極の官能世界にパートナーを誘えた時、あなたのセックスレベルは次のフェーズに移行する。

【メリット】
()超アクロバティック。鏡があれば、二人で結合部を観賞できる。

【デメリット】
()身体にものすごく負荷がかかる。
()挿入が浅くなるため、二人の息を合わせねばならず、難しい。
()臀部および腰を少し浮かせた状態でM字開脚を維持すると、足腰、背筋、腕にかなりの負荷がかかる。
()負荷に耐え切れずバランスを崩すと、怪我につながる。

つり橋(つりばし)

正常位の進化系「つり橋」は、腕力と腹筋を同時に鍛えることのできる体位である。やり方は非常に簡単、正常位姿勢で挿入したら、パートナーの腰を両手で持ち、20cm~30cmほど持ち上げる

腰が浮いたら、パートナーは両肘を使って上半身を持ち上げる。この時ベッドと女性の間に隙間ができることから、つり橋という名がついたそうだ。後はこの姿勢を維持しつつ、ピストン運動を行うだけである。

この姿勢は膣の奥深くまでペニスを挿入できるため、膣内の性感帯を刺激しやすい。しかし、男性は腕に、女性は腕、腹筋、そして首にかなりの負荷がかかる。特に首は痛めやすい部位のひとつ、肩の炎症や偏頭痛などの疾患につながる可能性もあるため、無理は禁物である。

深く挿入したいけど、パートナーに負担はかけたくない」という優しい御仁。パートナーの腰を持ち上げた状態で挿入し、「そのままの姿勢でいいよ」と一声かければOKだ。つり橋ではなく「滑り台」のような姿勢を意識すると良いだろう。パートナーは強制的に腰を持ち上げられた姿勢になるが、身体にかかる負担は大きく軽減されるはずだ。

【メリット】
()膣の奥深くまでペニスを挿入できる。
()膣内の性感帯を突きやすい。満足度の高い体位と言える。

【デメリット】
()腕力が必要。
()腕、腹筋、首にかなりの負荷がかかる。特に首を痛めやすいので要注意。

抱き地蔵(だきじぞう)

抱き地蔵(だきじぞう)」は、イスに座って行う対面座位である。ベットで行う対面座位より腰にかかる負担(男女とも)が少なく、パートナーと密着した状態で挿入を楽しめるため、シチュエーションを変えたい時におすすめである。

姿勢は男性がイスに座り、その上に向かい合った状態で女性が乗る。そのままペニスと膣口を密着させ挿入、男性の方が動きやすいので、下から優しく突きあげるようにピストンする。この時女性もタイミングよく腰を動かすと、より深い挿入を楽しめる。

まず、イスは安定感を重視すること。ただし、ダイニングなどで使用する固いタイプは避けた方が良い。女性は問題ないが、男性は裸で固い座面に座るため、臀部と太もも裏が痛くなる。マットやクッションを間に敷けば痛みを抑えることはできるものの、できればフカフカのソファを選択したい。

抱き地蔵最大の魅力は、安定した姿勢でパートナーとの密着を楽しめること。汗ばんだ二人の身体がピッタリくっつき、お互い身体の好きな部分を満足するまで愛撫することができるだろう。男性は臀部を浮かせる感覚で足を踏ん張り、下からパートナーの膣を優しく突く。

キスしながら挿入し身体を”まさぐり合う”と、興奮度が倍増する。この時、パートナーの腰が自然に動き始めたら、男性は相手の臀部を下から少しだけ持ち上げ、スライドを補佐すると良い。パートナーの動きをサポートすると同時に、負担も低減できる。さらに、ピストン運動もよりスムーズになるため、熱い挿入を楽しめるだろう。

【メリット】
()パートナーとの密着を楽しめる。
()対面座位に比べ腰に負担がかかりにくい。

【デメリット】
()固い座面に座ると、臀部および太もも裏が痛くなる。
()ソファに二人の愛液が付着する。気になる場合はタオル、シーツを使用。

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正常位

正常位は挿入の基本であり、最強の体位と言っても過言ではない。この体位は、セックスを心から愛する人間のために生み出された、と私は勝手に思っている。ただし、霊長類、ネズミ、ロブスター、イルカ、クジラなども正常位でセックス(交尾)するため、誰がこの姿勢を確立したかは定かではない。

誰もが知らず知らずのうちに正常位のやり方を体得(?)している。思春期を迎えて男子の場合、M字開脚姿勢で性器を露出した女子の姿が、”親に教わることなく”脳裏に浮かびあがる。エロ本などの外部媒体から情報を入手せずとも、脳が勝手にM字開脚と女性器をイメージするのだ。

女子も同様。陰毛と腋毛が生え、乳房が膨らみ始めると、なぜかM字開脚姿勢で性器を触りたくなる(妻談)。もちろん、親や先生は正常位の姿勢など教えてくれない。しかし、なぜかひとりでに(自然と)その体位を理解できてしまうのだ。

正常位の起源は不明である。一部の生物学者は、少なくとも哺乳類が誕生して以降に確立されたと主張しているが、プランクトンや魚が”正常位で交尾しない”という証拠は見つかっていない。キリスト教やイスラム教の世界では、アダムとイブが初めてそれを行ったと考えられているが、これも空想上の話であろう。

私は声を大にして「正常位を確立した生物は凄い、ありがとう」と言いたい。妻とのセックス、風俗街で遊んだ思い出、中学時代の初体験、もし世界に正常位がなかったら、私の人生を構成するこれらの思い出も存在しなかったはず(恐らく)。

ここまで紹介した「全ての愛撫」を出し切り、パートナーが魔獣の雄叫びを発するようになった時、正常位は「真・正常位」に昇華する。やり方は至って簡単、パートナーの足をM字に開脚させ、愛液と唾液でドロドロになった膣口にペニスを挿入するだけだ。

正常位は男性主導、「直立型」「前傾型」「のけぞり型」「抱きつき型」の4姿勢に分類される。この中で特に注意してほしい姿勢が前傾型である。自分の身体をパートナーに近づけ、乳房がブルブル揺れる様を眺めながらピストンすれば、最高の興奮と充足感を得られるはずだ。しかし、「最も危険な体位」であることも忘れてはならない。

「危険だからやめろと?馬鹿言いなさんな」と反論したくなった御仁。前傾型が危険であることは、あなた自身もきっと理解しているはずだ。いよいよ待ちに待った挿入、ヌルヌルの膣口に熱いペニスを押し込み、可愛い彼女が”アンアン”叫ぶ姿を眺めつつ前傾型でピストンすると、興奮は頂点に達し目の前が真っ白になる・・・

既に述べた通り、正常位は「超攻撃型スタイル」、その中でも前傾型は「超ウルトラ攻撃スタイル」と言っても過言ではない。つまり、射精に至りやすい姿勢なのである。ただし、最高であることは間違いない。世界中の同志も”ウンウン”とうなずき、納得しているはずだ。

女性の立場で考えてみよう。全身をタップリ愛撫され、性器とアナル、太もも周辺は愛液でドロドロ。ギンギンに反り立つペニスを膣内に押し込まれ、優しく深く何度もピストンされる。「いよいよ始まったのね」と感動し、快楽に身をゆだねようとした時、男性の身体から力が抜け、それと同時にピストン運動も終了・・・

女性を満足させる挿入時間は、人ぞれぞれである。しかし、少なくとも、ピストン運動を始めた直後、時間にして約数分後の射精など誰も望まないはず。愛撫による数千回のオーガズムで立ち上がれないような状態になっていたとしてもだ。

正常位での挿入は、直立型からのスタートをおすすめしたい。なお、全ての挿入に共通して言えることだが、パートナーに苦痛を与えるような強いもしくは早いピストンは禁止である。女性器、特に膣内は非常に傷つきやすい。ゆったりとした”一定の”ペースを心掛け、パートナーへの配慮も絶対に忘れないこと。

抱きつき型はパートナーとの密着とキス、挿入を同時に楽しめる。この姿勢もかなり興奮度が高いため、理性を失わないように。乳房と乳首を優しく愛撫しながらピストンする、脇を舐めながらピストンするなど、姿勢を自由自在に変更できる点も素晴らしい。

射精は、脳(自律神経)が一定の興奮状態に達すると、ペニスに「射精しろ」と信号を送り、至る。まだ射精したくないという方は、興奮状態のコントロールを心掛けてほしい。私は挿入中、常に「呼吸」を意識している。鼻から大きく息を吸い、時間をかけてゆっくり口から吐く。こうするだけで自立神経の興奮を抑え、射精をコントロールできるのだ。

セックス以外のことを考えても良いが、雑念に支配され勃起状態を維持できなければ本末転倒である。ここまで紹介してきた体位を取り入れつつ、パートナーを十分満足させることができたら、前傾型に移行しよう。コンドームを装着している、もしくは子作り中であれば、そのまま膣内射精。愛液と精液で二人の結合部はドロドロになるはずだ。

【メリット】
()パートナーとの密着を楽しめる。
()乳房がブルブル揺れる様を見ながらピストンできる。
()膣内の性感帯を突かれると同時に他の部位を愛撫されれば、最高の感動と充足感を得られる。

【デメリット】
()射精に至りやすい
()興奮のあまり、パートナーを気遣う余裕がなくなる。
()乱暴にピストンされると、快感より痛みが強くなる。

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セックスをもっと楽しみたいという方は、専用の玩具(がんぐ)を取り入れてみよう。ただし、事前にパートナーとしっかり話し合い、お互い同意したうえで導入すること。

玩具を使用する際の注意点は以下の通りである。
①取り扱い説明書を熟読、正しい使用方法を遵守すること。
②ものによっては大怪我につながる可能性もある。リスクを理解しておくこと。
③アダルトビデオを参考にしないこと。
④楽しく・優しく・気持ちよくを心掛けること。

コスプレ

コスプレは最も簡単に導入できる玩具のひとつである。セックスの世界では、男性の性的興奮を高めるために使われることが多い。すなわち、女性が着るもしくは装着するものと世間一般では認識されている。ただし、男性が装着したらダメ、というルールはない。

普通に生活していれば到底着る機会のないエッチなランジェリー、制服、コスチュームに身を包んだパートナーの姿を見ると、大抵の男は興奮する。またこの場合、コスプレしたままセックスした方が盛り上がる

私はコスプレを「はぎ取る」ことに快感を覚える。「この変態野郎」などと言わないでほしい。世の男は皆、着物姿の大和撫子の帯を無理やりはぎ取り、「お代官様~・・・ア~れ~」をやりたいのだ。OLのタイツを引き裂く、客室乗務員やスクール水着コスプレでのセックスも同様である。

男性のコスプレは、正直よく分からないし興味も沸かないので割愛する。自分のコスプレ姿を見て妻が興奮するとは到底思えないため、着たことすらない。しかし、「男女差別だ、このセクシストめ」と怒られそうなので、明日、妻のパンティを頭からかぶり、ブラを装着した状態でセックスしてみます。

【メリット】
()非日常を味わえる
()性的指向に合わせると、興奮度が激増する。
()日常生活とかけ離れたエッチな恰好に快感を覚える(一部の方)。

【デメリット】
()性癖がバレる。セーラー服、スクール水着、ランドセルは難易度高め。
()恥ずかしい。

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コスプレ以上に導入しやすい玩具が「筆(ふで)」である。使い方は至ってシンプル、パートナーの身体を筆先でいやらしく愛撫するのである。

フワフワした筆先で自分の耳元や首をなぞってみよう。さらに、乳首や亀頭、カリ首周辺をそれでサワサワ(?)すると、尿道球腺液(我慢汁)があふれ出してくるはず。筆の威力をマスターベーションで体感した後は、セックスへの導入も視野に入れてほしい。

筆先のフワフワした感覚は、パートナーの性感帯を優しく刺激する。乳房、クリトリス、アナルなど、優しいタッチを必要とする部位の愛撫に導入すると、指先や舌とは異なる快感を与えることができるだろう。

女性が男性を愛撫する際にも、筆はかなり有効である。私は乳首をペロペロされつつ、筆先で亀頭周辺をいじられるのが大好きである。「乳首ペロペロ亀頭サワサワ」を体験したことのない方は、今すぐ文房具店で筆を数種類購入してほしい。

最後に、筆から得られる快感の種類は、先端のサイズ(太さ)によって異なる。太いと存在感のあるタッチに、細くなるほど繊細さが増す。セックスへの導入を予定している方は、サイズを使い分けつつ、パートナーの性感帯を優しく刺激してほしい。

【メリット】
()安価。入手しやすい。
()指先や舌とは異なる感覚を楽しめる。

ローター

高速振動を発する「ローター」は、アダルトグッズを代表する玩具のひとつである。女性の身体はソフトタッチと振動に弱い。それの発する高速振動を”うまく”使えば、あなたのセックスは次のフェーズに到達するだろう。しかし、効果的である反面、使い方を間違えると、パートナーから愛想をつかされる可能性もあるので、十分注意したい。

ローターはアダルトグッズ専門店もしくはネット通販で購入できる。安い商品だと500円前後、個人的には値段より機能や安全性を優先した方が良いと思う。

女性の身体は乳首やクリトリスへの高速振動に弱く、それを連続で受けると、オーガズムに達してしまう(らしい)。自慰行為でそれを使う女性も多く、私の妻は高校1年の時に初めてその感覚を知り感動したという。

ローターを使うと、比較的簡単に女性を満足させることができる。しかし、それの凄さを知った男性の多くは、振動に頼ったセックスばかりするようになる。アダルトビデオでよく見かける挿入中のローター攻め、拘束ローター攻めなどがその代表である。

ローター(振動)に頼ったセックスと、ここまで私が紹介してきたソフトな愛撫に主眼を置いたセックスでは、得られるオーガズムの次元が違う。ローターでクリトリスと乳首を攻めまくり、潮を吹かせることはできても、2時間を超えるソフトな愛撫によってもたらされる魔獣の咆哮、ホテル中に響き渡る絶叫、理性崩壊からの小便と大便の大量噴出、数千回のオーガズムには到達できないはずだ。

ローターは、セックスの補佐、脇役として軽く使用することをおすすめする。また、それを好まない女性も多いことを理解しておこう。

おすすめの使い方は、ローターを自分の手でしっかり握りしめ、その手をパートナーの下腹部に置く。唇と舌で大陰唇や小陰唇、クリトリスを優しく愛撫する際、下腹部に置いた手(ローター)の微妙な振動が膣内に伝わり、より高いレベルのオーガズムを提供できるぞ。

【メリット】
()乳首やクリトリスにローターを当てると、オーガズムに達しやすい。
()指先や舌では表現できない快感を得られる。

【デメリット】
()ローターに頼りすぎると、セックスが雑になる。
()振動から得られる稚拙なオーガズムは、パートナーの優しい愛撫から得られる数千回のそれには決して敵わない。

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電マ

電マ(電気マッサージ器)」は、ラブホテルに常設されているマイク型のマッサージ器である。マッサージ器というと聞こえは良いが、強烈な振動をパートナーに与えることができるため、”正しく使えば”素晴らしいセックスを楽しめるだろう。

注意事項はローターと全く同じ。強烈な振動を発するため、そればかりに頼ると稚拙なセックスになってしまう。さらに、電マの先端は高速振動しており、肌に強く押し当てる痛い。間違ってもデリケートな乳首や女性器に押し当ててはいけない。

電マは「諸刃(もろは)の剣」である。うまく使えば素晴らしい効果を得られるが、間違えると取り返しのつかない事態を招く。私は風俗業界で働く女性たちとよくお会いする(仕事で)のだが、彼女たちの話を聞くといつも変な汗をかく。

「無理やり電マを押し当てられた」「膣内に電マを突っ込まれた」「女性器をボロボロにされた」など、同業界の女性たちの多くが電マを”悪”と断言し、できれば使ってほしくないと訴えているように思える。

電マはローターと同じく、オーガズムに到達しやすい玩具である。しかし、それをルール無用で使えば、女性はオーガズムどころか性器と心を傷つけられ、ボロボロになってしまう。

パートナーに「どうしても使いたい」と懇願された時は、それを導入するとよい。そして、相手の身体を思いやった使い方に徹してほしい。

【メリット】
()乳首やクリトリスに振動を当てると、オーガズムに達しやすい。
()指先や舌では表現できない快感を得られる。

【デメリット】
()怪我のリスク、パートナーを傷つける恐れあり。

ラブローション

肌のお手入れ時に使用する「ローション」と「ラブローション」は全く別物である。前者は化粧品として生産されている。子供用乳液もローションの一種だ。

これに対しラブローションは、セックスに特化した玩具である。成分は商品によって異なるが、基本、人間の肌に害のないもので作られている。

ラブローションと言えば真っ先に思い浮かぶのが”ソープランド”であろう。ヌルヌルしたマットの上で女性と肌を絡ませ合う”あれ”である。ちなみに、ソープは日本発祥の風俗文化、「トルコ風呂(性マッサージ)」を参考に考案されたと言い伝えられているが、それを証明する証拠はない。

ラブローションは海外から輸出されたものではない。これを初めて実用化(?)したのは、江戸時代の日本なのである。ただし、当時は「通和散(つうわさん)」と呼ばれており、それに水分を含ませ女性器に塗り付けセックスを行っていたようだ。

前置きが長くなった。ラブローションの”一般的な”使い方は2種類。ひとつ目は、それをお互いの身体に塗り付け、ヌルヌルした感触と愛撫を楽しむ。ふたつ目は、挿入時の痛みを緩和させる、すなわち、愛液の代わりに使用するのである。

身体に塗り付けヌルヌルしたセックスを楽しみたい時は、バスルームもしくはそれ専用のラブホテルを利用しよう。ベッドの上で行っても良いが、ラブローションのぬねりはかなり”しつこく”、なかなかとれない。水で流すと比較的処理しやすいため、自宅で使用する場合はバスルームにマットを敷く、もしくは浴槽を活用しよう。

愛液の代わり(サポート)にする場合は、ベットの上で使用可能。ただし使い過ぎると汚れの原因になる。また、それの強烈なヌルヌルを嫌う女性も多い。水でうすめ「ぬめりを抑えた」状態で使えば不快感を軽減できるので、パートナーの好みに合わせて濃度を調整したい

【メリット】
()ラブローション特有のヌルヌルした感触が、セックスの興奮度を高めてくれる。
()挿入のサポート品。痛みを緩和できると同時に、ペニスがヌルヌル挿入される感触も楽しめる。

【デメリット】
()後処理がメンドクサイ
()ヌルヌルする。苦手な方は使わない方が良い。

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ベビーパウダー

ベビーパウダーは、赤ちゃんの肌に使用する粉末製品である。正しく使えば、あせもや発疹、肌のただれを防ぐことができる。また、赤ちゃんの肌につけても問題ない成分で作られているため、大人の肌に使用しても良いし、セックスにも応用可能だ。

これを肌につけると、サラサラして大変気持ち良い肌触りになる。パートナーの身体の表面を優しくなでるように愛撫する時、肌がサラサラだと指先を動かしやすくなるのである。つまり、ベビーパウダーはパートナーを愛撫する際のサポートして使用するのだ。

ベビーパウダーは赤ちゃんの肌に使用するもの、すなわち安全なもの、と思われてきたが、日本国内においては、それに微量のアスベストが含まれていたケース(原料の中に微量の”石綿”が混入していた)も報告されている。

また、米国の大手製薬会社”ジョンソン&ジョンソン社”の製造したベビーパウダーをめぐる大型訴訟問題(発がん性物質の混入)などにより、同製品を取り巻く環境は大きく変化した。この状況下で「最高に気持ちいいからセックスに活用しようぜ」とは正直言えない。

しかし、それを使いサラサラになった肌は、愛撫する側も触っていて気持ち良いし、もちらんパートナーも最高の快感を楽しめる。私と妻は、「口に含まない」「性器にはつけない」というルールを設けている。そして、それを使う頻度は月1回以下、理由は私の好みに合わないためだ。

私は、妻の身体から滴る汗を一滴残らず舐めつくし、ムレムレ状態の女性器とアナルについて汚れを舐めとることが大好きである。「気持ち悪い」と思った御仁は、ここまで紹介してきた愛撫をパートナーに施してほしい。

話が横道にそれてしまった。まとめると、ベビーパウダーは肌がサラサラになる。結果、指先での愛撫がスムーズになり、より高い興奮をパートナーに提供できるだろう。

【メリット】
()肌がサラサラになり、指先での愛撫をスムーズに行える。

【デメリット】
()ベビーパウダーをめぐる大型訴訟問題。100%安全な製品と断言することはできない。

SMグッズ

SMグッズ」は、アブノーマルなセックスを楽しみたい方におすすめである。また、正しく使用することで、より豊かなセックスライフを送れるだけでなく、パートナーとの変態的絆(?)も同時に深めることができるだろう。

同グッズは、初心者、中級者、上級者、超上級者の4段階に分類される。ここではSM初心者向けの変態入門アイテムを紹介しよう。

ひとつ目は「口枷(くちかせ)」。これは球状の物体とベルトが一体になった変態アイテムある。

球状の物体には無数の小さな穴が開いている。