◎ウガンダの一部地域では7月下旬頃から雨が続き、多くのインフラ、農地、民家が破壊されたと伝えられている。
赤十字国際委員会(ICRC)は7日、ウガンダの南西部で大規模な土砂崩れが発生し、これまでに少なくとも15人の死亡が確認されたと報告した。
ICRCによると、土砂崩れが発生したのは南西部カセセの郊外にある集落近く。この地域では数日前から大雨が続き、浸水被害も報告されていたという。
ウガンダの一部地域では7月下旬頃から雨が続き、多くのインフラ、農地、民家が破壊されたと伝えられている。被害の全容は明らかになっていない。
ICRCによると、民家少なくとも10戸が土砂崩れに巻き込まれたという。地元の救助隊とボランティアが行方不明者を捜索している。政府はまだこの土砂崩れに関する声明を出していない。
気象当局は先週、「雨期は12月頃まで続き、雨量の多い地域では浸水や土砂崩れが発生する可能性がある」と警告し、低地や山岳地帯の住民に必要に応じて安全な場所に避難するよう呼びかけていた。
東部ムバレで7月に発生した洪水では少なくとも24人が死亡している。