◎土砂崩れは18日に発生。救助隊は18日午後に現地入りし、7人の死亡を確認。19日に3人の遺体を収容した。
2024年1月19日/フィリピン、南部ミンダナオ島ダバオ郊外、土砂崩れの犠牲者を運び出す救助隊(Municipality of Monkayo/AP通信)

フィリピン南部ミンダナオ島ダバオ郊外で土砂崩れが発生し、子供5人を含む10人が死亡した。地元当局が19日、明らかにした。

それによると、キリスト教の礼拝に集まっていた人々が土砂崩れに巻き込まれたという。

ダバオの州当局は記者団に対し、「この地滑りで2人が負傷、少なくとも1人が行方不明になっており、捜索活動を続けている」と語った。

土砂崩れは18日に発生。救助隊は18日午後に現地入りし、7人の死亡を確認。19日に3人の遺体を収容した。

10人は土砂崩れ発生時、教会内で祈りを捧げていた。

地元メディアによると、この地域では数日前から大雨となり、一部の集落に避難命令が出ていたという。

ミンダナオ島の他の3州でも数日にわたる大雨で洪水が発生。3万6000人以上が避難を余儀なくされた。

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