◎震源地は首都リマの南方約610キロの太平洋上。震源の深さは28キロ。
ペルー、マチュピチュ遺跡(Martin Mejia/AP通信)

ペルー南部沿岸で28日未明、マグニチュード7.2の地震が発生した。当局によると、死傷者の報告はない。

米地質調査所(USGS)によると、震源地は首都リマの南方約610キロの太平洋上。震源の深さは28キロ。

地元メディアはリマの中心部でも揺れが感じられたと報じている。

南部アヤクーチョの市長は地元ラジオ局の取材に対し、「複数カ所で土砂崩れが発生し、いくつかの地区で道路が寸断されたという情報がある」と語った。

被害の全容は明らかになっておらず、自治体が調査している。

気象台は沿岸地域に津波警報を出したが、数時間後に解除。米太平洋津波警報センター(PTWC)も津波の脅威はないと報告した。

ペルーは環太平洋プレート上に位置し、大きな地震が頻繁に発生している。

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