◎パキスタンは毎年、この時期の大雨に悩まされている。
落雷(sethink/Pixabay )

パキスタン東部パンジャブ州で落雷が相次ぎ、少なくとも10人が死亡した。地元当局が26日に明らかにした。

それによると、落雷は主にシアルコットとシェイクプラの2都市で観測されたという。

パンジャブ州の山岳地帯と平野部ではこの時期、雨が続き、雷も発生しやすい。

気象当局によると、パンジャブ州で進行中の熱波は大雨の影響で緩和される見通し。

パキスタン国家防災管理局(NDMA)は26日、全土で大雨が続き、洪水や土砂崩れのリスクが高まっていると警告した。

パキスタンは毎年、この時期の大雨に悩まされている。雨季は7月から9月まで続く。

昨夏の大雨による大洪水では全土で1739人が死亡、200万戸が被災し、被害総額は300億ドル以上にのぼった。

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