◎消防当局は25日時点の焼失面積を3500エーカー(東京ドーム300個分)と推定している。
メキシコ、首都メキシコシティ郊外の貯水池(Getty Images)

メキシコ当局は25日、全国15州で58件の山火事が発生していると報告した。

それによると、自然保護区を含む森林地帯で被害が拡大。人的被害は報告されていないものの、民家数戸が全焼したと伝えられている。

消防当局は25日時点の焼失面積を3500エーカー(東京ドーム300個分)と推定している。

中部ベラクルス州の山火事では民家数戸が焼失。農場を焼き尽くし、家畜を殺した。地元メディアによると、少なくとも5家族が避難を余儀なくされたという。

地元住民も消防士と連携して消火作業に当たっている。

中部モレロス州の山林で伐採をしていた男性は地元テレビ局の取材に対し、「仲間と連携して下草を刈り、木を伐採している」と語った。

首都メキシコシティの郊外でも小規模な山火事が発生。干上がった貯水池が黒焦げになった。

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