◎震源地はマルク諸島から340キロほど離れた地点。最初にM6.9の地震が発生し、その後同じエリアでM7.0の地震が発生。M5.1の余震が2度確認されている。
2019年3月10日/インドネシア、ジャワ島近海(Getty Images/AFP通信)

インドネシア東部マルク州沖で8日、マグニチュード7.0と6.9の地震が発生した。死傷者の報告はない。

米地質調査所(USGS)によると、震源地はマルク諸島から340キロほど離れた地点。最初にM6.9の地震が発生し、その後同じエリアでM7.0の地震が発生。M5.1の余震が2度確認されている。

インドネシアの気象当局は声明を発表。「津波の危険はないが、余震に警戒する必要がある」と呼びかけた。

国家防災庁の報道官によると、マルク諸島の一部地域で強い揺れが感じられたものの、今のところ被害が出たという報告はないという。

揺れを感じた地域の人口は約12万7000人。

インドネシアは環太平洋プレートに沿って形成された火山大国であり、多くの火山が活発に活動し、大きな地震が定期的に発生している。北部アチェ州沖で2004年末に発生したM9.1の大地震(スマトラ沖地震)では、12カ国で23万人以上が死亡した。

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