▽オロミヤ州とアファール州では昨年12月以来、火山活動が活発化し、地震が増加。数千人が避難を余儀なくされている。
![](https://kagonma-info.com/wp-content/uploads/2022/08/2021年5月8日/エチオピア、北部ティグライ州の州都メケレ近く(Getty-Images/AFP通信).jpg)
アフリカ東部・エチオピアの中部で14日、マグニチュード6.0の地震が発生した。
米地質調査所(USGS)と欧州地中海地震センター(EMSC)によると、震源地はエチオピアで最も人口の多いオロミヤ州近郊。震源の深さは10キロ。被害の情報はない。
エチオピアのX(旧ツイッター)ユーザーたちが被災地への連帯を表明している。
あるXユーザーは「食器棚がガタガタと揺れたが、大きな被害はなく、周りにケガをした人もいない」と投稿した。
国営メディアによると、自治体と警察が被害の有無を確認しているという。14日午後の時点で死傷者の情報はない。
オロミヤ州とアファール州では昨年12月以来、火山活動が活発化し、地震が増加。数千人が避難を余儀なくされている。
当局は先月、北東部の遠隔地にあるドファン山(Mount Dofen、1151メートル)で大規模な噴火の兆候が見られるとして、周辺住民に避難を促した。