◎雪崩が発生したのはブリティッシュコロンビア州にあるパノラマ・マウンテン・リゾート近く。
カナダのスキーリゾート(Getty Images)

カナダの警察当局は2日、最西端ブリティッシュコロンビア州の南東部で雪崩が発生し、外国人スキーヤー3人が死亡したと発表した。

山岳警備隊によると、雪崩が発生したのはブリティッシュコロンビア州にあるパノラマ・マウンテン・リゾート近く。コース外とみられる。

雪崩は1日に発生し、スキーヤー10人が救助され、警備隊のヘリで医療機関に搬送されたという。

亡くなった3人の国籍は明らかにされていない。

カナダ放送協会(CBC)は関係者の話を引用し、「雪崩に巻き込まれたグループの全員が救助され、4人は回復の見込みがある」と報じている。CBCによると、ガイド以外は全員外国人だという。

昨年11月にスキーシーズンが始まって以来、ブリティッシュコロンビア州における雪崩関連の死亡災害はこれで6件目。

CBCによると、同州で雪崩に巻き込まれ亡くなった人はこれで12人となった。

州政府は気温の上昇で雪解けが進み、雪崩のリスクが高まっていると警告している。

山岳警備隊も同様の警告を発し、全国のほとんどの地域のコンディションが不安定になっていると指摘。特に内陸部の状況は複雑で、バックカントリースキーには細心の注意を払う必要があると警告した。

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