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▽気象台は7日遅くから8日にかけて雨と風がさらに強まると予想している。
2025年3月7日/アルゼンチン、ブエノスアイレス州バイアブランカ、大雨により冠水した通り(AP通信)

アルゼンチン・ブエノスアイレス州の港湾都市バイアブランカで大雨による洪水が発生し、少なくとも6人が死亡した。地元当局が7日、明らかにした。

地元テレビ局が報じた映像には冠水した道路をボートで進む救助隊の姿が映っていた。

バイアブランカの人口は約30万人。首都ブエノスアイレスの南方約630キロに位置する。

地元メディアによると、市内では6日遅くから大雨となり、多くの家屋が浸水。橋が流され、複数カ所で土砂崩れが発生したという。

被害の全容は明らかになっていない。地元テレビ局は警察・消防当局者の話しとして、「少なくとも6人の死亡を確認した」と伝えている。死因は明らかになっていない。

気象台は7日遅くから8日にかけて雨と風がさらに強まると予想している。

報道によると、倒木で配電線が損傷し、数百世帯で停電が発生したという。

バイアブランカの市長室は声明で、「大雨は7時間近く続き、その結果、市内の大部分が冠水した」と述べた。

連邦政府と州政府は被災者を支援するために救援物資と要員を派遣すると発表。自治体と連携して対応に当たるとしている。

報道によると、この大雨で市内の空港は閉鎖され、市内に続く複数の幹線道路も一部区間が通行できない状態になっているという。

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