◎フランスの4日の新規陽性は過去最多を更新する271,686件、直近1週間の平均陽性数は18万件に達した。
2022年1月4日/フランス、リヨンのコロナ検査所(Laurent Cipriani/AP通信)

1月4日、フランスのエマニュエル・マクロン大統領は世界で猛威を振るうコロナ変異ウイルス「オミクロン株」の感染拡大に懸念を表明し、「政府はワクチン未接種者の生活を困難にする」と警告した。

マクロン大統領はル・パリジャン紙のインタビューの中で、ワクチン未接種者を悩ませたいと語った。「彼らを悩ませたい。私は現在の方針を維持します。最後まで...」

極右政党を含む反対派は、マクロン大統領がインタビュー内で使った強い言葉を非難した。

マクロン政権はワクチンパスポート関連の新しい法案を議会に提出したが、採決は遅れている。法案はワクチン未接種者を公の場から締め出すことを目的としており、野党議員の激しい反発に直面した。

AFP通信などによると、ワクチン反対派は法案に激怒し、一部の議員に殺害予告を送り付けたという。アニエス・フィルマン・ル・ボーデ議員は殺害予告メールのスクリーンショットを共有し、当局に捜査を命じた。

保健当局によると、フランスの4日の新規陽性は過去最多を更新する271,686件、直近1週間の平均陽性数は18万件に達した。ただし、死亡者は200人以下を維持しており、入院患者も増加はしているが、新規ほどの勢いはない。全国のICU占有率は約72%。

マクロン大統領はル・パリジャンに、「ワクチン接種を強制するつもりはないが、未接種者の行動を可能な限り制限し、彼らを困惑させたい」と語った。「私は未接種者を刑務所に送りません。彼らは1月15日からレストランに行けなくなります。カフェでコーヒーを飲むことも、劇場に行くことも、映画館に行くこともできません...」

極右共和党のブルーノ・ルタイロー上院議員は「非常事態宣言下でそのような言葉を使うべきではない」とマクロン大統領を非難した。「エマニュエル・マクロンはフランス人を軽蔑することが好きなようです...」

今年の大統領選で政権奪取を狙う極右のマリーヌ・ル・ペン党首は、「マクロン大統領は、エマニュエル・マクロンは大統領にふさわしくないと言ってはならない」と痛烈に皮肉った。

左翼LFIを率いるジャン=リュック・メランション議員はこの発言を「驚くべきもの」と呼び、非難した。「政府のワクチンパス計画は明らかに懲罰的であり、個人の自由を侵害しています...」

フランスのワクチン接種率はEU主要国の中で最も高く、成人の90%以上が2回目接種を終えている。マクロン大統領は陰性証明書の提示で公共施設や飲食店の利用を認めてきたが、オミクロン株の拡大を受け、陰性チェックルールを廃止したいと考えている。

法案が可決されれば、ワクチン未接種者は陰性証明書を提示しても施設を利用できなくなる。

マクロン大統領はまだ4月の大統領選に立候補すると公式に宣言していないが、インタビューの中で「健康状態に問題がなければ意思を明確にしたい」と述べた。

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