◎マスク着用義務は公共交通機関や医療機関などの利用時のみ有効で、その他の屋内外施設では不要になった。
2021年12月2日/ベルギー、ブリュッセルの商店街(Getty-Images/ロイター通信)

3月7日、ベルギー政府はデルタ株の感染拡大以降に発効したコロナウイルス対策の大部分を緩和した。

地元メディアによると、レストラン、バー、劇場、映画館などの利用時に必要だったワクチンパスポートは廃止され、収容制限もなくなったという。

マスク着用義務は公共交通機関や医療機関などの利用時のみ有効で、その他の屋内外施設では不要になった。

政府は先週、入院患者数や陽性率の減少を理由に全国の警戒レベルを上から2番目のオレンジから黄色に引き下げると発表していた。

保健当局が3月5日に公表したデータによると、直近1週間の平均陽性は1日あたり6,000件を下回り、前週から24%減少したという。入院患者数と重症患者も急減している。

他の欧州諸国もコロナ対策を緩和しており、コロナと共存するための取り組みが進められている。

ベルギーの累計陽性は7日時点で約360万件、死亡者は30,259人。ワクチンを2回接種した人は人口約80%、3回目接種は約62%。

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