『kenta475699』です。鹿児島県の特産品を紹介します。

目次

・意外と特産品の多い鹿児島県

・地方再生事業と特産品

〇鹿児島県の特産品
  1.灰汁巻き(あくまき)
  2.白熊
  3.鹿児島黒牛
  4.かごしま黒豚
  5.薩摩地鶏
  6.かつおぶし
  7.きびなご
  8.黒砂糖
  9.大島紬
 10.薩摩切子
 11.オリーブ
 12.芋焼酎
 13.さつまいも
 14.桜島だいこん
 15.さつまあげ

 まとめ

意外と特産品の多い鹿児島県

 鹿児島の特産品は、全国に知れ渡っている物からそうでない物まで数多くあります。代表的なものとしては「さつまあげ」「かごしま黒豚」「かつおぶし」「芋焼酎」などが挙げられます。しかし、これは各県に共通して言えることですが、地域でしか知られていない特産品が全体の9割以上を占めています

 特産品の定義(その土地を代表する物)を考えると、有名でない時点で特産品とは呼べません。しかし地域で必死に売り出している物が多くこれから全国に広がる可能性もあるため、あまり有名でない物も紹介しています。私の地元”鹿児島県日置市”でも特産品作りに力を入れています。

地方再生事業と特産品

 地方再生事業の代表的な例として”特産品作り”が挙げられます。地元で作られていた物を”ブランド化”し売り出すという手法です。これまであまり知られていなかった物を全国展開させることが出来れば、地域はうるおいます。また、”新しい特産品を生み出し”ブランド化するという方法もあるます。鹿児島県でも、ここ10年で新しい特産品”候補”が大量に誕生しました

 今回の記事では知名度の高い物ばかり紹介しますが、別の機会で有名になり切れていない”準特産品”も紹介したいと思います。補助金等の助けを受けて誕生した準特産品たちは、地方再生の切り札として流通しています。正直、完全に失敗作だろ、という物もあるかもしれません。開発、生産、そして売り出した全ての物が特産品になってくれれば嬉しいですね。しかし現実は厳しいです。

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鹿児島県の特産品

灰汁巻き(あくまき)(目次に戻る

 「灰汁巻き(あくまき)」は、九州南部で作られる”保存食兼郷土菓子”です。灰と聞くと”桜島の灰”を連想する人が多いと思います。鹿児島県では端午の節句に灰汁巻きを食べる習慣があります。もちろん子供でも安心して食べることが出来ます。

 作り方ですが、竹の皮に包んでもち米を準備します。それを一晩灰汁につけ寝かせましょう。そして翌日、””を加えた水で4時間程度煮込みます。なお、火山灰は一切使用しません。樫等の樹木を燃やして出来た灰を使っています。自分で調達するか、専門店で購入するかの2択になります。鹿児島県では灰汁巻き専用の灰が販売されています。

 灰と竹の皮の成分、そしてもち米の粘りがミックスされ、鹿児島県の伝統的な郷土菓子が完成します。いきなりかぶりつくとやけどするため、冷やしてから食べるのが一般的です。なお竹の皮は食べません。灰汁巻きの見た目ですが、”うす茶色のブヨブヨしたお餅”と言う感じです。それに”きなこ”等をまぶして食べれば立派な菓子になります。かなり日持ちするため、乱世の時代には貴重な保存食として重宝されたと”島津家”の記録に残っています

外部サイトへのリンク
灰汁巻き(あくまき) まとめ

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あくまきの作り方【美容室喜輪チャンネル】鹿児島のふるさとの味

白熊目次に戻る

 鹿児島県を代表する特産品「白熊」は、かき氷に練乳をかけ、その上にフルーツ等を盛り合わせたものです。カップアイスの白熊は全国に流通しています。しかし、カップタイプには致命的な問題があります。練乳が薄く、そして”見た目が白熊”ではないのです

 鹿児島県で食べることの出来る”本場白熊”は、練乳が濃く、そして”見た目が完全に熊”です。熊型のアイスなどあり得ないという方もいますが、盛り合わせのフルーツを使えば”可愛い熊”を作ることが出来るのです。本場白熊の販売が最盛期を迎えるのは6月~9月です。

 南国鹿児島では真冬に本場白熊を食べることも出来ます。観光客を迎える為に、白熊専門店は年中開いています。量がかなり多いためお腹を壊す可能性もありますが、ぜひ本場の白熊を味わってほしいと思います。また鹿児島県で売られているカップタイプの白熊は、練乳がかなり濃い目です。専門店は量が多すぎるという方でも本場の味を体感することが出来るのです。また専門店では宅配サービスも行っています。旅行は難しいという方でも本場白熊を味わうことが出来るので、興味のある方はぜひ!

外部サイトへのリンク
氷白熊の本家、天文館むじゃき 公式ホームページ

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行こうよ鹿児島天文館シロクマのむじゃき本店

鹿児島黒牛目次に戻る

 鹿児島県の代表的な特産品「鹿児島黒牛」は、5年に1回開かれる”全国和牛能力共進会”で見事1位に輝いた実績を持っています。正真正銘の日本一であり、松坂牛や米沢牛、神戸牛に匹敵する実力と味を兼ね備えています。しかし、知名度的には全国の超有名ブランドに後れを取っていると言えるでしょう。

 鹿児島県は全国一の和牛生産地です。私の地元でも、30年程前までは普通に牛が道を歩いていました。放し飼いにしていた家から抜け出すのはザラだったのです。また、当時、牛は”黒いもの”と勝手に思い込んでおり、白色の混じった乳牛を見た時の衝撃は忘れられません。あの白い生き物は何?と両親に聞いたことを今でも覚えています。

 平成29年、日本の頂点に立った鹿児島黒牛は、日本中にその名を轟かせるべく販売が活性化されています。有名料理店等で取り扱われるようになれば、知名度でもに日本一になる日は近いでしょう。その味は非常にジューシーかつまろやか、そしてとろける様な柔らかさと言われています。鹿児島県民としては、日本はおろか世界を代表するブランドになってほしいと願っています

外部サイトへのリンク
日本一の和牛【鹿児島黒牛】 公式通販サイト

和牛日本一に輝く「鹿児島黒牛」 鹿児島県公式サイト

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悲願達成!日本一!鹿児島黒牛(2017年10月14日放送)

かごしま黒豚目次に戻る

 鹿児島黒牛を超える知名度を持つ「かごしま黒豚」は、鹿児島県を代表する特産品のひとつです。ヘルシーなイメージのある黒豚ですが、南国鹿児島の穏やかな気候で伸び伸びと育ち豚肉とは思えないほどジューシーな味わいになります。地元でも愛される”黒豚とんかつ”は、観光客からも支持される超有名料理のひとつです。

 かごしま黒豚を名乗るには、厳しい審査を通過し許可をもらう必要があります。黒牛と同様に、昔は街中で普通に黒豚を見ることが出来ました。それぐらい身近な存在の黒豚は、鹿児島県民にとって無くてはならない畜産物のひとつです。私は”豚は黒いもの”と思い込んでいたため、初めて”ピンクの豚”を見た時に衝撃を受けました。

 鹿児島県ではとんかつだけでなく、しゃぶしゃぶやステーキを専門店で味わうことも出来ます。また、スーパー等でも普通に売られているため、家庭料理でも重宝される食材と言えるでしょう。鹿児島県を訪れた際には、ぜひかごしま黒豚を食べていただきたいと思います。なお、インターネットを使えば本場の味をすぐに取り寄せることも出来ますよ

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JA鹿児島県経済連 公式通販サイト

とんかつ専門店 黒かつ亭 公式ホームページ

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鹿児島黒豚(2018年8月26日放送)

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 「薩摩地鶏」は国の天然記念物”薩摩鶏”を品種改良して誕生しました。全国的にも非常に有名で、名古屋コーチン、比内地鶏と並ぶ”日本三大地鶏”のひとつとされています。特徴としては、ジューシーな味わいと歯ごたえがあることでしょう。食べた時のプリプリ感と弾力は他の追随を許しません。

 薩摩鶏は天然記念物のため、絶対に食べれません。世間に流通しているものは薩摩””鶏です。そしてこのブランド名を名乗る為には、黒豚同様厳しい審査が設けられています。鹿児島県で飼われているニワトリに薩摩地鶏を名乗る権利はありません。他の有名地鶏も同じです。

 薩摩地鶏の代表的な食べ方としては、鳥刺しや”黒コショウを使っての炭焼き”などがあります。個人的におすすめしたいのは炭焼きです。これさえあれば焼酎やビールを無限に飲むことが出来ます。それぐらいお酒に合う”肴”として、日本中で愛されています。多少値は張りますが、本場の味を一度体感すると病みつきになりますよ。また鳥刺しとして食べる場合は、鮮度が何より重要です。通販等でも取り扱っていますが、鹿児島県であれば”調理仕立て”を食べることが出来ます。

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薩摩地鶏が楽しめるお店

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「薩摩赤鶏の桜島溶岩炭火焼き」莫逆(ばくげき):鹿児島の逸品特集

かつおぶし目次に戻る

 かつおぶし」と聞き、鹿児島県をイメージする方は少ない思います。お味噌汁や冷ややっこ、その他の料理にも欠かせないかつおぶしは、枕崎市というところが一代生産地となっています。全国トップの生産量を誇り、第2位の指宿市と合わせると、日本中に流通しているかつおぶしの70%以上が鹿児島県で作られています

 日本中の皆さんが食べているかつおぶしは、鹿児島県で作られている可能性が高いです。なお、カツオの漁獲量自体は決して多くありません。東京都と比べても1/20程度です。しかし、かつおぶしに関しては、鹿児島県が全国有数の生産地となっています。理由は、製造工程と時間に手間がかかることと大量生産出来なければ利益を上げにくく、製造工場等を作っても維持するのが難しい為です

 日常生活に欠かせないかつおぶしは、鹿児島県の代表的な特産品のひとつです。100以上の製造者がおり、彼らが日本中に商品を流通させています。スーパーで売っているかつおぶしの多くが鹿児島県で作られていることを知って頂ければ幸いです。

 余談ですが、貧乏飯の代表として君臨する”醤油かけごはん”にかつおぶしをプラスすると、全く別の食べ物になります。個人的には”かつおのふりかけ”より美味しいと思います。今月家計が苦しい、という方はぜひ試してください

外部サイトへのリンク
枕崎のかつお節 枕崎市ホームページ

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カラダヨロコブ旅 鹿児島県枕崎市「宮下鰹節店」編

きびなご目次に戻る

 「きびなご」は日本中で食べられている魚です。居酒屋メニューの定番”きびなごのから揚げ”や天ぷらが好きという方も多いでしょう鹿児島県はきびなごの漁獲量日本一を誇ります。庶民の魚として県民から愛され続けており、食卓に欠かせない食材のひとつです。

 鹿児島県では”きびなごの刺身”を食べることが出来ます。普通にスーパーでも売られています。鹿児島県以外の方は、きびなごは生ではなく調理して食べる魚と思われているはずですが、実は刺身として食べても非常に美味しいんです

 きびなごは小さい魚です。成人男性の人差し指ぐらいの大きさであり、氷につけていてもあっという間に鮮度が落ちてしまいます。きびなごの刺身が全国に広まらない理由は、鮮度を保つことが難しい為です。鹿児島県民が他県に行って驚くひとつに、きびなごの刺身が食べられないことが挙げられます

 鹿児島県に観光や出張等で訪れた方には、まずきびなごの刺身を食べてほしいです。大衆酒場でも普通に振舞われる料理なので、食べたことのない方はぜひ!また、通販等でもきびなごの刺身は販売されています。多少鮮度は落ちるかもしれませんが、そちらもぜひチェックしてください。

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日本一の極太きびなご 甑島漁業協同組合ホームページ

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みんなのふるさと 今が旬、鹿児島の郷土の味「キビナゴ」

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 私は他県の醤油が苦手です。理由は”しょっぱすぎる”為です。鹿児島の醤油は”甘くマイルドな味”がします。刺身にも甘い醤油をつけて食べます。南国の人たちは甘い物を好む傾向があり、「黒砂糖」はその代表と言ってもいいでしょう。生産量はサトウキビ栽培の盛んな沖縄県がぶっちぎりの全国トップですが、実は鹿児島県でも黒砂糖は作られています(生産量は全国2位です)。

 鹿児島県を代表するお菓子のひとつ”げたんは”には黒砂糖が使われています。なお、他県での知名度はイマイチです。しかし、私が東京にお土産として持って行った時には、余りの美味しさに感動したと誉めていただいたこともあります。値段もリーズナブルで、鹿児島県民にとっては非常になじみの深いお菓子です。

 黒砂糖の甘さ(糖度)は、白砂糖の8割程度と考えて下さい。料理番組等で砂糖の量が表示されますが、その1.1~1.2倍の量を使えば丁度よい味付けになるでしょう。またビタミンやミネラル等の栄養素も黒砂糖の方が優れています。ただし、身体に良いからと言って食べ過ぎてしまうのも問題です。バランスを考え、料理等に活用いただければと思います。

 黒砂糖は鹿児島県民の食卓に欠かすことの出来ない大切なファクターです。スーパーで普通に販売されているため、誰でも簡単に取り入れることが出来るのです。世間に流通している黒砂糖の多くは沖縄のものですが、鹿児島県でも生産されていることを知ってもらえれば幸いです。

外部サイトへのリンク
南海堂のげたんは 公式ホームページ

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【株式会社マツオ 黒糖づくり】

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 始めて食べ物以外を紹介します。「大島紬」は鹿児島県奄美市で作られている伝統工芸品の織物です。細かい製造工程を経て完成するため、大量生産はされていません。代表的な製品として、着物、浴衣、バック、ハンカチ等が挙げられます。鹿児島県民にとって、なじみの深い工芸品のひとつです。

 製造工程が複雑で大量生産出来ないため、値段は決して安くありません。しかし、数万円で購入できる着物も登場するなど、大島紬を取り巻く環境も変化しつつあります。最高グレードの技術と生地で作られたものは数百万円しますが、そうでないものは数万円で購入出来る場合もあります。安いから偽物と一概には言えないので注意しましょう。

 鹿児島県本土には”奄美の里(本場大島紬の里)”という施設があります。ここでは大島紬の製造工程を自分の手で体験出来ます。また、ブランドショップやレストラン等もあり、観光に利用するのも”あり”でしょう。織物を利用した商品は様々です。鹿児島旅行の記念に一生モノの大島紬はいかがでしょうか。

 最高グレードの着物になると、製造に1年以上かかると言われています。60以上の工程が必要になることと、全て手作業で行っている為です。数百万円と言う値段にも納得がいきます。興味のある方は、通販等でも販売されていますのでぜひ!

外部サイトへのリンク
奄美の里(本場大島紬の里)公式ホームページ

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【鹿児島スポット】~大島紬 つむぎコレクションin天文館

薩摩切子目次に戻る

 美しいガラス細工として認知されている「薩摩切子」は、県内のお土産物店等で購入することが出来ます。その歴史は長く、幕末の薩摩藩主”島津斉彬”が他国のガラス細工を気に入ったことで加工技術が広まったと言われています。しかし、技術者の育成と継承は容易ではなく、薩摩切子は幻のガラス細工になってしまいました。

 美しい模様が特徴的な薩摩切子は、ガラス加工技術者たちの協力を得て1985年に復刻されました。鹿児島県は幻のガラス細工を”県の伝統工芸品”に認定し、特産品として売り出します。流通している数は多くありませんが、今では”高価なお土産”として取り扱われています。その値段は加工品の大きさ等によって様々です。”お猪口サイズ”であれば、10,000円前後で購入できるかもしれません。

 薩摩切子を作るには高度なガラス加工技術が必要であり、大量生産は出来ません。そのため、値段は高くなる傾向にあります。また技術が途絶える前の品は希少価値が高く、1000万円単位で取引されるものもあるそうです。庶民には理解しがたい金額ですが、復刻された薩摩切子であれば購入は十分に可能です。美しいデザインに惹かれる方は、小さいものから狙ってみてはいかがでしょうか。

 鹿児島県内では広く知られている薩摩切子も、全国ではまだまだ認知されていません。高級品のため大量に流通させることは難しいですが、美しいデザインには一見の価値があります。鹿児島県を訪れた際には、ぜひ見ていただきたい特産品のひとつです

外部サイトへのリンク
島津薩摩切子 公式ホームページ

島津薩摩切子ギャラリーショップ 仙厳園

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鹿児島の旅 11「仙巌園・薩摩切子」

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 私の地元、鹿児島県日置市が現在売り出しているのが「オリーブ」です。地方再生事業のひとつとして、市を挙げての生産が開始されました。オリーブは温かい気候であれば生育させやすいと言われています。南国鹿児島向けの作物であり、収穫できたものを加工して売り出そうと考えています。”オリーブオイル”やドレッシング、化粧品、漬物等が販売される予定です。

 日置市ではあちこちにオリーブの木が植えられています。農家の皆さんもオリーブ作りに精を出している証拠です。一年中緑色の葉っぱを実らせている常緑樹たちは、田舎の殺風景な景色を美しく彩ってくれます。まだまだ売り出し中の特産品ではありますが、鹿児島の穏やかな気候を生かしての大量生産、商品化が期待されています

 オリーブオイルの知名度が上がり、料理に取り入れる家庭も多くなっています。塩や砂糖などの調味料では出せない”独特の香りと風味”は、様々な料理に加えることが出来ます。最近では、日本人好みに加工されたオリーブオイルも発売されています。家庭での立場を確立させたことによって、売り上げは年々増えている商品と言えるでしょう。日置市の売り出している”日置オリーブ”が、全国に認知される日も遠くないと確信しています。

 鹿児島県日置市を訪れた際には、ぜひ日置オリーブをご購入下さい。製造工場も新しく、商品の出来や鮮度に間違いはありません。技術大国日本で作られた商品は、輸入品より間違いなく優れています。また日置オリーブは通販サイトでも販売されています。南国鹿児島の穏やかな気候で育ったオリーブをぜひご賞味下さい

外部サイトへのリンク
日置オリーブ オンラインショップ

オリーブ事業の概要 日置市ホームぺージ

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鹿児島オリーブ PR Video  Kagoshima Olive Co., Ltd.

芋焼酎目次に戻る

 「芋焼酎」は、鹿児島県を代表する特産品のひとつです。様々な銘柄があり、地域限定で発売されているものを含めると、県内だけで1000以上あると言われています。昔は独特な匂いの影響もあって、あまり人気のあるお酒ではありませんでした。しかし、昨今起きた焼酎ブームの波に乗り、鹿児島県の芋焼酎は日本中で愛される特産品になりました。

 白波、黒霧島、宝山は全国展開されている代表銘柄と言えるでしょう。値段も手ごろで、居酒屋の定番メニューになりつつあります。また高価なものであれば森伊蔵、村尾、魔王などがあります。製造本数が少なく1本数万円するため、手に入れることも難しい状況です。鹿児島県民は芋焼酎を心から愛し、乾杯もビールではなく焼酎で行います。飲み方はお湯割りもしくはロックを選択される方が多いです。

 鹿児島県民の愛する芋焼酎は、お土産としても欠かせないものになりました。全国展開されていない地域限定の珍しい銘柄は、現地でしか購入することが出来ません。宮崎県と並ぶ一代生産地として認識されて以降、焼酎目当てで旅行に来られる方も珍しくありません。本場の芋焼酎を体験したい方。珍しい焼酎を購入したい方。目的は様々です。

 お湯割りを愛する鹿児島県民の酒席には、未開封の一升瓶と空の一升瓶が用意されていることがあります。芋焼酎を2本の一升瓶に分け、その中にお湯を投入すれば”お湯割り”の出来上がりです。参加者の人数によっては、”やかん”を利用して振舞われることもあります。豪快な飲み方ではありますが、楽しければ何でもありなのです

 最後に”くろぢょか”という陶器を紹介します。割水した焼酎を小さなやかん型の陶器に入れ火をかけます。いい感じに温まれば、同じ陶器で出来た”お猪口”でお湯割りを楽しむことが出来ます。歴戦の勇士(お爺さん)たちは、割水なしで飲むこともあります。”焼酎の熱燗”は、鹿児島県民でもなかなかたどり着けない究極の飲み方かもしれません。興味のある方はぜひ試してください。

外部サイトへのリンク
薩摩酒造株式会社 公式ホームページ

焼酎の本場、鹿児島生まれの「黒千代香」でおいしい焼酎を

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【おすすめ】飲みやすい鹿児島の芋焼酎でも飲んで、一緒に語り明かそうぜ。【鹿児島】

さつまいも目次に戻る

 「さつまいも」は鹿児島県を象徴する特産品です。名前に”薩摩”が使われており、全国のどこでも栽培、食べることの出来る”究極の野菜”と言えるでしょう。腹持ちもよく、戦時中には多くの日本国民の胃を満たしました。栄養バランスにも優れ、大抵の栄養素を摂取することが出来ます。神が人間に与えた贈り物は”自由意志”と”恥を知る心”、そしてさつまいもと言っても過言ではありません

 南国鹿児島で作られるさつまいもは、最高にセクシーでクールな味がします。焼いて食べれば、その甘さに感動することでしょう。煮ても炒めても美味しくいただくことが出来ます。流石に生ではムリだろ、と仰る方もいますが、調理せずに食べることも当然可能です。戦時中は火を通さずに食べることもザラだったはずです。さつまいものおかげで生き延びた方たちもいるのですから・・・

 庶民の味方であるさつまいもは、時期に関係なく安定供給されています。日本中のスーパーに並べられ、いつでも好きな時に購入することが出来ます。焼き芋の屋台が出始める季節は秋からですが、さつまいも本体の供給が途切れることは決してありません。いつでもそばにいてくれる存在であり、これからも我々の胃を満たし続けてくれることでしょう。

 最後に鹿児島県民の愛するさつまいも料理を紹介します。”さつま汁”と呼ばれる汁料理は、豚汁の上位互換と考えていただければ結構です。豚肉を鶏肉に変え、黒砂糖が入っているため甘みが少し強くなります。具材のひとつ”サトイモ”の代わりにさつまいもを投入すれば完成です(サトイモを抜かなくてもOKです)。さつまいもは味噌汁などの汁料理にも活用出来ます。甘い食べ物が好きな鹿児島県民ならではの食べ方と言えるでしょう。

外部サイトへのリンク
かごしまの食ウェブサイト さつまいも

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鹿児島県民しか知らない【さつまいものお菓子】

桜島だいこん目次に戻る

 庶民の食材”大根”の究極進化系である「桜島大根」は、ギネスブックにも認定されている超極太サイズが一番の特徴です。桜島でのみ生産されており、大根とは思えない味には、鹿児島県民ですら羨望の眼差しを向けるほどです。生産量に限りがあり、価格は普通の大根よりも割高ですが、鹿児島県を訪れた際にはぜひ食べてほしい特産品のひとつです

 桜島大根最大の特徴は、その大きさと”甘さ”です。ジューシーな果肉は尋常でないほどみずみずしく、苦みはほとんどありません。あまいカブを彷彿とさせますが、普通の大根と同じ調理方法で食べて頂くのがベストです。煮物、おろし、サラダ、ステーキ、何でもありです。個人的に好きな食べ方は”おでん”ですね。寒い時期限定ですが、おでんの汁を吸い込んだ桜島大根には、辛い出来事や悲しみも全て吹き飛ばす効果があります。人間は美味しいものを食べると思考が停止するのです

 桜島大根は固定種のタネ(苗)さえあれば、どこでも作ることが出来ます。ただし、作るには手間ひまがかかり、水や肥料を撒くだけでは育ちません。大きく成長することを考えれば、大きな畑で作るのが一般的です。桜島の灰等を活用しながら育てるため、生産者の血と汗と涙がつまっていると言えるでしょう。桜島の道の駅等では、県外への発送を承っている時期もあります。食べてみたいが旅行に行けないという方でも、桜島大根の味を体験することは出来るのです

 究極の大根は、これからも鹿児島県民の胃袋を満たし続けます。果物のような果肉を体験したいという方は、ぜひ鹿児島県にお越しください。活火山桜島の大噴火を見れるチャンスかもしれません。一度食べると、普通の大根が食べられなくなる可能性もありますが、美味しいものは人間を幸福にすると言います。鹿児島県の特産品桜島大根をぜひご賞味下さい。

外部サイトへのリンク
道の駅「桜島」火の島めぐみ館 公式ホームページ

JA鹿児島みらい 桜島大根

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鹿児島の特産品野菜「桜島大根」の種まきに行ってきました♪

さつまあげ(目次に戻る

 最後に紹介するのはさつまいもと共に鹿児島県を象徴する特産品『さつまあげ』です。日本中で愛されている食品であり、スーパー等で簡単に購入することが出来ます。その作り方は至ってシンプルです。魚のすり身を成形し、油で揚げればあっという間に完成します

 鹿児島県民の食卓に欠かせないさつまあげは、魚の種類によって味が大きく異なります。しかし、本場の味には共通している点があります。多種多様なさつまあげは、ほとんどが甘く作られています。最もポピュラーな”アジのさつまあげ”にも砂糖が使われています。鹿児島県民は夕食のおかずではなく、”お菓子”として食べることもあるのです。田舎では、子供がさつまあげを咥えて走っているところをよく見かけます

 鹿児島県を訪れた方にぜひ食べて頂きたいのが、アジのさつまあげです。前述の通り、庶民の魚のすり身に使った”最もポピュラー”なものであり、近所のスーパーで簡単に購入出来ます。インターネットでさつまあげを検索すると、形の整えられた綺麗なキツネ色の商品が出てくると思います。しかし、鹿児島で売られている本場の商品は、これとは似ても似つかない形をしています。

 どす黒い姿にゴツゴツした外観。アジのさつまあげは、お世辞にも美味しそうには見えません。しかし、それこそが鹿児島県民の愛し続けてきた”薩摩の名を持つ”特産品の本当の姿なのです。見た目など関係ない、大切なのは”中身だ”と我々に語りかけてきます。外面ばかり気にするのではなく、内面を磨けと教えてくれるのです。西郷隆盛や大久保利通の”薩摩魂”は、アジのさつまあげを通して、今でも鹿児島県民に脈々と受け継がれています

 最後にさつまあげの美味しい食べ方を紹介します。そのままかぶりついてもヨシですが、個人的にはおでん、もしくは”天ぷらうどん”に乗せて一緒に食べることをおすすめします。鹿児島県を訪れた際には、ぜひ本場のさつまあげをご賞味下さい。またお土産としての地位も確立しているため、現地販売やインターネット通販も充実しています。そちらもぜひご活用下さい。

外部サイトへのリンク
月揚庵 公式ホームページ

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さつま揚げの作り方/ 月揚庵(鹿児島県)

まとめ

 今回は鹿児島県の特産品を紹介しました。全国に広まっているものもあれば、そうでないものもあります。しかし、県民にとってはなじみの深い大切な特産品ばかりです。仕事や旅行で鹿児島県を訪れた方々はもちろんですが、そうでない方でも通販等を使って入手することが可能です。気になる特産品があれば、ぜひインターネットで検索して下さい。鹿児島県の歴史と共に受け継がれた歴史を、少しでも多くの方に知って頂ければ幸いです。

 鹿児島県には、今回紹介した15の商品以外にもまだまだたくさん特産品があります。気になる地域、観光施設等があれば、特産品も一緒に調べましょう。知名度の低い商品でも、すばらしいクオリティーを秘めている可能性があります。最後までお読みいただきありがとうございました。

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