大分県のおすすめ観光スポット2020年最新版(PART2)を紹介する。なお、個人的な主観で選んでいることをご理解いただきたい。

 温泉県大分は交通利便性の良い都市ではない。九州最大のターミナル「博多駅」から電車で2時間30分、車でも2時間近くかかる。大分空港も便数が多いとは言えず、「遠いから福岡県でイイかな」と思う方も少なからずいるはずだ。しかし、毎年多くの観光客、宿泊客が温泉以外の観光スポットに足を運び、町は大いに賑わっている。

 今回は「温泉以外」の観光スポット13箇所を紹介する。大分県を訪れる際の参考になれば幸いである。

目次

 1.津久見市
   ・つくみマルシェ
   ・無垢島
 2.東国東郡
   ・姫島七不思議アドベンチャー
   ・千人堂
 3.速見郡
   ・石ころたちの動物園
   ・日出城址
 4.中津市
   ・猿飛千壺峡
   ・鱧料理
 5.豊後高田市
   ・昭和ロマン蔵
   ・田染展望台
   ・粟嶋社
 6.宇佐市
   ・ソニックパーク安心院
   ・地獄極楽

まとめ

スポンサーリンク

津久見市目次に戻る

自治体津久見市
(Tsukumi city)
市庁舎所在地〒879-2435
大分県津久見市宮本町20-15
総人口16,174人
代表的な名産/特産品みかん
マグロ
イルカ
平成31年度当初予算162億円

 大分県の南東部に位置する『津久見市』。豊後水道/津久見湾に面し、半島部の「リアス式海岸」地形が特徴的。寒暖の差の小さい地域であり、台風などによる被害を受けることも比較的少ない。

 「日豊本線 津久見駅」周辺が同市最大の繁華街である。鉄道の運行本数は決して多くないものの、大分駅や福岡県(かなり遠い)にアクセスできることから、市民の貴重な足として重宝されている。

 主要産業は農業と水産業。また、セメント工場が市内の各地に点在し、津久見市の発展を支えてきた。「セメント町」という地域まであるから驚きである。住民とセメントは切っても切れない関係にあるようだ。

 代表的な名産/特産品は、「みかん」「マグロ」など。また、癒し系(?)哺乳類「イルカ」との共生にも成功し、様々な観光スポットや特産品(グッズ系)開発を行っている。なお、津久見市にイルカを食べる風習はないのであしからず。

津久見市周辺のレンタカー店

つくみマルシェ

 津久見市の東部、津久見湾沿いを走る県道611号線を進むと、里の駅『つくみマルシェ』が見えてくる。なお、道沿いの看板には「つくみイルカ島」と書かれているので、スルーしないように。駐車場に車/レンタカーを止め外に出ると、イルカの鳴き声が聞こえてくる(こともある)。

 つくみマルシェは、津久見市を代表する観光イルカパーク「うみたまご」に併設される飲食店兼物産館である。すなわち、同マルシェを訪れる際は、イルカもセットで楽しんでほしい。なお、うみたまごの入園料は大人1,000円、小中学生600円、幼児(4歳以上)500円である。

 先に述べた通り、津久見市は「セメントの町」と呼ばれている。つくみマルシェでもセメントに関連する商品が販売されているので要チェックだ。セメントに混ぜ込むバラス(砂利)をイメージした「砂利ソフトクリーム」は秀逸。「ネーミングがイマイチ」という意見もあるようだが、インパクトを重視した点、そしてチャレンジ精神は評価(?)できる。なお、本物のバラス(セメント)は使用されていないので安心して良い。

 海の幸を活かした「すりみバーガー」「魚(ぎょ)にぎり」、大分県の郷土菓子「ふくれもち」、他にも様々な商品、ご当地料理などが販売されている。また、イルカ関連のグッズやお土産は子供に大人気とのこと。なお、海の幸はマグロやサバなどが中心、「イルカの肉は販売していないのか?」とスタッフに聞くと怪訝な顔をされるのでやめておこう。

 可愛いイルカたちを間近で見学できるうみたまごは、老若男女におすすめできる観光スポットである。皆、バッチリ調教されており、ダイナミックに泳ぐ、ジャンプする様は圧巻の一言に尽きる。「キューキュー」鳴く姿がとっても愛らしく、食べたいという願望(?)も消え失せるはずだ。

まとめ
つくみマルシェを訪れる際は、うみたまごでイルカも見学したい

ご当地料理や特産品、セメントやイルカ関連商品などが販売されている。おすすめは砂利ソフトクリーム

観光スポットつくみマルシェ
(つくみまるしぇ)
所在地〒879-2683
大分県津久見市大字四浦2218-10
地図
※クリックでGoogle map起動
①大分駅→つくみマルシェ
②大分空港→つくみマルシェ
①アクセス県道21号線、県道56号線、東九州自動車道を経由、津久見ICで出る(約38分)

国道217号線、県道611号線を経由、目的地まで進む(約22分)

到着
②アクセス国道213号線、東九州自動車道を経由、津久見ICで出る(約1時間16分)

国道217号線、県道611号線を経由、目的地まで進む(約22分)

到着

外部サイトへのリンク
津久見市観光協会 公式ホームページ

無垢島

 津久見市の北東部、津久見湾に浮かぶ『無垢島(むくじま)』は、知る人ぞ知る大自然系観光スポットである。なお、下記の注意事項をクリアできない方は、本土に残った方が良いだろう。
・主要アクティビティは海。海水浴やキャンプが苦手な方は注意。
・フェリーの運航本数は、上り下りが1日1便ずつ火、木、日曜祝日のみ1日2便)。水曜日は運休日。
観光は宿泊込みがデフォ。ただし、フェリーをチャーター(貸切片道13,000円)すれば日帰りも可能。
・無垢島に上水道はない。電気は通っているが、かなり不便なエリアだと認識しておくこと。

 無垢島行きのフェリーは「津久見港」から運行されている。「日豊本線 津久見駅」から徒歩10分。車/レンタカーを利用している場合は、港の駐車場に止めおこう。無垢島行き高速艇「カメリアスター」に乗り込み、海人になった気分を味わいつつ、目的地を目指す。なお、カメリアスターの運賃は大人880円、小人440円だ。

 無垢島に到着したら、ひとまず周辺散策から始めよう。釣りをしたい方は大型テトラポットが目印の埠頭へ移動。海水浴やキャンプをする方は、海岸線沿いでイイ感じ(?)の場所を探すと良い。キャンプ場および専用スペースはないため、好きなところにテントを張ってしまおう。ただし、道路のど真ん中(?)など、島民に迷惑のかかる場所は避けたい。

 無垢島は無人島ではない。すなわち、名産/特産品がある、ということだ。また、宿泊する人が少ないためか、テントを張ると島民の方が心配そうに様子を見に来る。仲良くなると自宅に招かれ、宴会等を催してもらえる可能性もあるぞ。ただし、高齢者が多いので、若い方は挨拶だけで済ませた方が無難であろう。

 フェリーをチャーターできる方は、無垢島の北、「沖無垢島(無人島)」にも足を運んでみよう。1億年以上前の地層が海岸線沿いに露出しており、「アンモナイト」の化石が発見されたこともある。また、約2億1500万年前、「直径8km弱の巨大隕石」が無垢島周辺に衝突、当時を記録した地層が発見され、大きな話題を呼んだ。 

まとめ
無垢島は大自然系観光スポット。海水浴やキャンプが苦手な方にはおすすめしない

沖無垢島ではアンモナイトと巨大隕石衝突跡が発見されている。化石探しに興味のある方はフェリーをチャーターしよう

観光スポット無垢島
(むくじま)
所在地〒879-2476
大分県津久見市大字長目2648-1
地図
※クリックでGoogle map起動
①大分駅→津久見港無垢島
②大分空港→津久見港→無垢島
①アクセス県道21号線、県道56号線、東九州自動車道を経由、津久見ICで出る(約38分)

国道217号線を目的地まで進む(約9分)

津久見港発、カメリアスターに乗船、目的地に向かう(約30分)

到着
②アクセス国道213号線、東九州自動車道を経由、津久見ICで出る(約1時間16分)

国道217号線を目的地まで進む(約9分)

津久見港発、カメリアスターに乗船、目的地に向かう(約30分)

到着

外部サイトへのリンク
大分県離島振興協議会 公式ホームページ

東国東郡目次に戻る

自治体東国東郡
(Higashikunisaki county)
市庁舎所在地〒872-1501
大分県東国東郡姫島村1630-1
総人口1,778人
代表的な名産/特産品車えび
たこ
姫島ようかん
平成31年度当初予算24億円

 『東国東郡(ひがしくにさきぐん)』は大分県の中で最も小さい自治体である。国東半島の北東に浮かぶ小さな島で、約1,800人が生活を営んでいる。自治体区分は「姫島村(ひめしまむら)」の1村のみである。

 島にアクセスする際は、国東市北部の「伊美(いみ)港」から運行されている「姫島村営フェリー」を利用。運行本数に限りがあるため、要注意だ。また、車ごと乗船(別料金要)できるので他県から公共交通機関を利用し訪れる方は、本土でレンタカーを借りよう。

 代表的な名産/特産品は「えび」「たこ」などの海の幸。島内には新鮮な海の幸を扱う飲食店や旅館も多く、釣りたての魚を味わうことができるだろう。

 姫島は摩訶不思議アドベンチャーを体感できる観光スピリチュアルスポットとして人気を集めている。詳細は以下で紹介したい。

東国東郡周辺のレンタカー店

姫島七不思議アドベンチャー

 国東半島北部に位置する「姫島」は、日本神話の主神「天照大神(あまてらすおおみかみ)」の父、「伊邪那岐(イザナギ)」と「伊邪那美(イザナミ)」が生んだとされる島(国生み伝説)である。知る人ぞ知る神々の島には七つの伝説スポットが残されており、それらを全て踏破すれば願いがひとつ叶う、と噂されているらしいが、科学的根拠はないとのこと。

 ここで紹介する『姫島七不思議アドベンチャー』は、神々の島を探索、伝説スポットを巡る冒険型観光アドベンチャーである。「伊美港」発のフェリーに乗船し、目的地の姫島を目指そう。なお、車ごと乗船可能(別料金)なので、本土で車/レンタカーを準備した方が良い。

 七つの伝説スポットは姫島内に点在している。周囲約17kmの小さな島なので、どこから回るかは自由、もちろんルールなどもない。まずは島の北部、沖合に浮かぶ小さな島「浮洲(うきす)」に足を運ぼう。漁業の神様を祀っており、白色の鳥居が目印だ。ただし、島に踏み入ることは固く禁じられている(らしい)ので、目視で確認、二礼二拍一礼ののち、次の伝説スポットに向かおう。

 島内の案内板や観光マップ等をチェックすれば、他のスポットもすぐに見つかるはず。「かねつけ石」「拍子水(ひょうしみず)」「浮田(うきた)」「逆柳(さかやなぎ)」「阿弥陀牡蠣(あみだがき)」の中で姫島港から最も遠い/離れているのは阿弥陀牡蠣である。県道686号線を東進し、断崖絶壁の観覧地点に移動しよう。

 ここまで紹介した伝説スポットを探索し終えた後は、後述する最終地点に向かってほしい。ただし、腹ごしらえも忘れてはならない。東国東郡姫島村を代表する名産/特産品「車えび」「たこ」などの海の幸は要チェックである。島内の飲食店は限られているが、これらの品を扱っている店ばかりなので、めぼしい店に入店、腹を満たそう。

まとめ
七つの伝説スポットを踏破すれば願いがひとつ叶う、と噂されているが、科学的根拠はないとのこと

探索順は個人の自由。最も遠い阿弥陀牡蠣から探索する冒険家が多いようだ

観光スポット姫島七不思議アドベンチャー
(ひめしまななふしぎあどべんちゃー)
所在地〒872-1501
大分県東国東郡姫島村
地図
※クリックでGoogle map起動
①大分駅→姫島
②大分空港→姫島
①アクセス国道10号線、県道31号線を経由、伊美港まで進む(約1時間45分)

伊美港発のフェリーーに乗船、目的地に向かう(約1時間15分)

到着
②アクセス県道545号線、国道213号線、県道524号線を経由、伊美港まで進む(約42分)

伊美港発のフェリーーに乗船、目的地に向かう(約1時間15分)

到着

外部サイトへのリンク
大分県離島振興協議会 公式ホームページ

千人堂

 「姫島七不思議アドベンチャー」のフィナーレを飾るのが『千人堂(せんにんどう)』である。なお既に述べた通り、探索する順番に決まりはない。一番見ごたえのある伝説スポットだと思ったので、最後にとっておいた。

 千人堂は「おおいた姫島ジオパーク」で一番人気を誇る観光スポット、「観音崎(かんのんざき)」の先端にたたずむ小さなお堂である。大晦日の晩、債鬼(借金取り)に追われていた1,000人もの島民が同地に匿われ、神のご加護を賜ったという。今でも大晦日の晩に千人堂で祈りを捧げると、借金取りから逃げおおせるという伝説が残っている(あくまで神話上の物語、科学的根拠はない)。

 「姫島村の繁華街」から車で約5分、県道683号線を北上し、海沿いの駐車スペースを目指そう。「観音崎登山道」と書かれた看板からしばらく上り坂が続く。歩きやすい靴を準備しておいた方が良いだろう。ただし、子供でも余裕をもって楽しめるレベルのトレッキングなので、身構える必要はない。

 3分ほど進むと、断崖絶壁の先にポツンとたたずむお堂が見えてくる。ただし、断崖絶壁と言っても、柵等の安全対策がしっかり施されているので、危険はない。千人堂前の石碑には「黒曜石(こくようせき)山地」と書かれている。同地は石碑にある通り、黒曜石の産地として知られ、「国の天然記念物」にも指定されているのだ。

 千人堂に到着したら、まず、祀られている神様にご挨拶しよう。もし、車や住宅などのローンにお悩みであれば、借金の減額、踏み倒し(?)をお願いしても良い。七つの伝説スポットを踏破していれば、もしかすると願いが叶うかもしれないぞ。最後に、姫島港発のフェリーは1時間に1本運行されている。料金は、大人580円、小人290円、幼児無料。車の輸送料については、ホームページをチェックしてほしい。

まとめ
千人堂は、大人気景勝地として知られる観音崎の先端にある

姫島七不思議アドンベンチャーを踏破した者は、神に祈りを捧げ、天命を待とう

観光スポット千人堂
(せんにんどう)
所在地〒872-1501
大分県東国東郡姫島村
地図
※クリックでGoogle map起動
①大分駅→千人堂
②大分空港→千人堂
①アクセス国道10号線、県道31号線を経由、伊美港まで進む(約1時間45分)

伊美港発のフェリーーに乗船、姫島港に向かう(約30分)

県道683号線を目的島で進む(約5分)

到着
②アクセス県道545号線、国道213号線、県道524号線を経由、伊美港まで進む(約42分)

伊美港発のフェリーーに乗船、姫島港に向かう(約30分)

県道683号線を目的島で進む(約5分)

到着

外部サイトへのリンク
姫島村役場 公式ホームページ

速見郡目次に戻る

自治体速見郡
(Hayami county)
市庁舎所在地〒879-1506
大分県速見郡日出町2974-1
総人口27,965人
代表的な名産/特産品きゅうり
焼酎
日出人形
平成31年度当初予算269億円

 国東半島の南端に位置する『速見郡』。自治体区分は「日出町(ひじまち)」の1町のみだが、近年急速に工業化が進んでいる。鹿児島市⇔宮崎市⇔大分市⇔別府市⇔速見郡⇔北九州市間を結ぶ東九州の大動脈「国道10号線(片側3車線)」が郡内を縦横断しており、交通利便性の高さから人や企業を集めているようだ。

 大分市と別府市へのアクセスに優れることから、「大分県のベッドタウン」として注目を集め、人口増加率は県内トップクラスを維持している。さらに、豊かな自然だけでなく工業化にも成功、複合商業施設やテーマパークなどを誘致し、観光業でも発展を遂げつつあるという。

 代表的な名産/特産品は「きゅうり」「焼酎」「海産物」。全国展開される大人気むぎ焼酎「二階堂」は、日地町のご当地品である。大分県内の旅館、居酒屋には必ず二階堂が準備されているので、きゅうりの丸かじり(苦手な方は海産物を)を肴に、芳醇なむぎの味を楽しんでほしい。

速見郡

石ころたちの動物園

 大分県には、イルカの可愛い姿を堪能できる「うみたまご」と、東アフリカ「マサイマラ国立保護区(サバンナ)」をイメージした「アフリカンサファリ」という二大動物観光スポットが存在する。しかし、以上の二か所を訪れただけで満足してはならない。ここで紹介する『石ころたちの動物園』こそ、究極の動物エンターテイメント系観光スポットなのだ。

 「日豊本線 日出駅」から車で約15分、別府湾沿いを進むと、目的地が見えてくる。石ころたちの動物園、ここには、動物を描いた石(ストーンペインティング)が数百個展示されている。「なんだ、美術館系観光スポットか」と馬鹿にしてはいけない。絵のクオリティの高さ、生き生きとした何百もの動物たち、思わず石が動き出すのではないか、と驚嘆すること請け合いである。

 動物たちの絵を描いている「阿部いづみ氏」は、ストーンペインティングの個展等をいくつも手掛ける芸術家である。2004年の開業以降、石ころたちの動物園に展示されている動物の数は増え続けているという。入場料(大人350円、小人2000円、幼児無料)を支払ったら、早速石に描かれた動物たちを観賞しよう。

 ストーンペインティングで使う石は、一切加工(砕く、削る)されていない。しかし、信じられないことに、全ての石が動物の輪郭をイメージさせ、躍動感すら感じる。阿部氏はフィーリングを感じた石にペイントし、動物を生きているかの如く表現しているのだ。写真ではなかなか凄さが伝わらないので、ぜひその目でチェックしてほしい。

 石から生まれた動物たちを堪能した後は、阿部氏指導のもと、ストーンペインティングにチャレンジしてみよう。あらかじめ準備された石を使い、ストーンペインティングを楽しめる。なお、絵心のない方でも、阿部氏が石に下書きをしてくれるので安心(?)だ。

まとめ
石ころたちの動物園は、究極の動物エンターテイメント系観光スポットである

展示されている動物たちの躍動感はハンパない。なお、阿部氏はフィーリングを大切にし、自然の石のみ(加工なし)を使用している

観光スポット石ころたちの動物園
(いしころたちのどうぶつえん)
所在地〒879-1504
大分県速見郡日出町大字大神6174-1
地図
※クリックでGoogle map起動
①大分駅→石ころたちの動物園
②大分空港→石ころたちの動物園
①アクセス国道10号線、県道643号線を経由、目的地まで進む(約52分)

到着
②アクセス県道545号線、国道213号線、県道351号線を経由、目的地まで進む(約34分)

到着

外部サイトへのリンク
石ころたちの動物園 公式ホームページ

日出城址

 「日出城(ひじじょう)」は、「関ヶ原の戦い(1600年)」で功績を立てた日出藩初代藩主「木下 延俊(のぶとし)」が江戸時代に築城。現在は『日出城址(ひじじょうし)』として整備され、速見郡を代表する観光スポットになった。

 現地へのアクセスは、車/レンタカーもしくは電車を利用しよう。日出城址の北、「二の丸館」に広い駐車場がある。「日豊本線 暘谷(ようこく)駅」からであれば、徒歩約10分ほどで到着だ。地図等を頼りに進むと、「日出小学校」と「日出中学校」の校舎が見えてくる。

 日出小学校は、日出城跡地の一部に建設、開校された。案内板に従い小中学校の間の通路(公道)を進むと、巨大な城壁(石垣)が目に入るはずだ。日出城跡に残されている遺構は、「天守閣跡(本丸)」「城壁」「お堀跡」など。保存状態も非常によく、また、春になると桜が咲き乱れ、大変美しい。

 整備された道を進みつつ遺構をチェックしていると、謎の「銅像」が現れる。正門横に「帆足 萬里(ばんり)」像が。そして、日出藩の要職を務めた瀧(たき)家を代表する偉人瀧 廉太郎」の像が堂々と鎮座しているので、写真撮影させてもらおう。

 日出城址を見学し終えた後は、「日地町歴史資料館」に足を延ばす。もしくは、「国の登録記念物」として名高い「的山荘(てきざんそう)」で懐石料理にチャレンジしてはいかがだろうか。ただし、懐石料理は予約必須。また、素晴らしい季節の料理を味わえるが、ラーメン定食価格で楽しめるものではない。11,000円、16,500円、22,000円の3コースが用意されているので、興味のある方、予算に余裕のある方はぜひ。

まとめ
日出城址に残されている遺構は、天守閣跡、城壁、お堀跡など

城址の南、海沿いに整備された遊歩道は散策コースにピッタリ

観光スポット日出城址
(ひじじょうし)
所在地〒879-1506
大分県速見郡日出町2610-1
地図
※クリックでGoogle map起動
①大分駅→日出城址
②大分空港→日出城址
①アクセス国道10号線を目的地まで進む(約40分)

到着
②アクセス県道545号線、国道213号線、県道520号線を経由、目的地まで進む(約39分)

到着

外部サイトへのリンク
ひじ町ツーリズム協会 公式ホームページ

中津市目次に戻る

自治体中津市
(Nakatsu city)
市庁舎所在地〒871-8501
大分県中津市豊田町14-3
総人口82,857人
代表的な名産/特産品味噌
いちご
からあげ
平成31年度当初予算771億円

 『中津市』は大分県の北西部、福岡県との県境に位置する工業都市である。大分市、別府市に次ぐ人口を誇り、北部エリアに住宅地や企業、商業施設などが密集している。また、福岡県内から中津市内の企業に勤めている人も多い。なお、大阪市北区の「中津」と繋がりはない。

 人口の集中する北部エリアは工業都市として大きく発展。一方、自然豊かな南部エリアは観光スポットとして人気を集めている。その中でも特に高い人気を誇るエリアが「耶馬渓(やばけい)」である。大分県民(特に若者)から「耶馬渓ガチヤバ系」と支持される「日本三大奇景(奇勝)」には、毎年多くの観光客が足を運ぶ。

 中津市内を通過する「日豊本線 中津駅」は、県内の他の自治体(大分市を除く)に比べると、利用者が多い。理由は福岡県へのアクセス路として重宝されているためだ。福岡県豊山(ぶぜん)市であれば数分、「北九州小倉駅」へは約30分。車を持たない高齢者や学生、サラリーマンの利用者も目立つ。

中津市周辺のレンタカー店

猿飛千壺峡

 中津市の南西部、大分県と福岡県の県境を流れる清流「山国川」の中流に奥耶馬渓『猿飛千壺峡(さるとびせんつぼきょう)』はある。先に述べた「耶馬渓(やばけい)」ほどの知名度はないが、山国川の流れによって作られた渓谷は一見の価値アリ。桜と紅葉の季節が特に混雑するぞ。なお、猿飛千壺峡一帯は「国の天然記念物」に指定されている。

 猿飛千壺峡へのアクセスは、車/レンタカーが必須である。中津市繁華街、「日豊本線 中津駅」から車で約1時間、県道500号線を西に進み、「梅木酒店」を目指す。その横に猿飛千壺峡への入り口があるので、見逃さないようにしよう。なお、梅木酒店は大分県のマニアックな焼酎、日本酒を取り揃えている。ここでしか手に入らないご当地酒も販売されているので、お土産に購入しても良いだろう。

 脇道に入り少し進むと駐車場が見えてくる。山国川は目の前なので、景色を楽しみつつ、渓谷の中に形成された「甌穴群(おうけつぐん)」を観賞しよう。「甌穴」とは、川岸や川床を形成する岩盤上にできた円形の穴のこと。水の流れによって岩が少しずつ浸食され、円形のくぼみができるのだ。約2kmの範囲に大小様々な甌穴があり、自然の営みと偉大さを感じることができるだろう。

 綺麗に整備された遊歩道を下流に向かって進むと、「魔林峡(まばやしきょう)」に到達する。少し(?)おどろおどろしい名だが、危険な場所ではないので安心してほしい。コケむす「念仏橋(ねんぶつばし)」から山国川を見下ろすと、複雑に入り組んだ岩盤と甌穴を観賞できる。

 桜の季節も素晴らしい景色を楽しめるが、やはりおすすめは紅葉の時期であろう。また、避暑地としても人気なので、真夏に新緑を楽しむのも良い。ただし、真夏でも肌寒く感じるほど涼しい。一枚羽織れるものを準備しておくと安心だ。

まとめ
奥耶馬渓「猿飛千壺峡」は、国の天然記念物に指定されている

周辺を散策し終えたら、さるとび茶屋で一息いれたい。お土産物も販売されているぞ

観光スポット猿飛千壺峡
(さるとびせんつぼきょう)
所在地〒871-0702
大分県中津市山国町草本
地図
※クリックでGoogle map起動
①大分駅→猿飛千壺峡
②大分空港→猿飛千壺峡
①アクセス国道210号線、県道21号線、大分自動車道を経由、玖珠ICで出る(約57分)

県道43号線、国道500号線を経由、目的地まで進む(約41分)

到着
②アクセス国道213号線、東九州自動車道、大分自動車道を経由、中津ICで出る(約55分)

日出バイパス、国道212号線、国道500号線を経由、目的地まで進む(約46分)

到着

外部サイトへのリンク
中津耶馬渓観光協会 公式ホームページ

鱧料理

 工業都市として発展しつつある中津市。北部、「日豊本線 中津駅」周辺に足を運ぶ機会があれば、ぜひ『鱧(ハモ)料理』を堪能してほしい。「ハモ」とはウナギ目、ハモ化に分類される魚の一種。全長1m、大きい個体になると2mを超えることもある。デカいウナギをイメージしていただくと良いだろう。

 ハモの名の由来には諸説あるが、私は食感が「はもはも」しているから、という説を一押ししている。ハモは淡泊かつさっぱりした味わいが特徴、夏バテを吹き飛ばす庶民の魚として古くから親しまれてきた。

 中津駅に到着したら、北出口正面に立つ「福沢諭吉像」と記念撮影したのち、「日の出町商店街」を目指そう。なお、17時を過ぎると居酒屋がオープンし始め、人通りが一気に増える。混雑を避けたいのであればお昼がおすすめだが、個人的には商店街が最も持ち上がる19時から21時頃の散策(?)をおすすめしたい。

 本格的な鱧料理を楽しみたい方は、商店街の外れにある「瑠璃京(るりきょう)」をおすすめする。老舗中の老舗なので、味は文句なし。単品料理であれば1,000円未満、コース(定食)料理は1,000円から高くても5,000円ほど。職人のさばいた淡泊さっぱり”はもはも”食感のハモを堪能してほしい。

 美味しければ何でも良いという方は、狙いをつけた居酒屋のスタッフ、店主などにハモ料理を扱っているか聞いてみよう。恐らくどこの店も、「うちんハモは日本一美味しいちゃうちのハモは日本一美味しいよ)」と答えてくれるはずだ。懐石料理店に比べるとグレードは落ちる(失礼ですみません)が、提供されるハモの”はもはも”した食感は全く変わらない。質より量、ハモとビールを同時に楽しみたい方におすすめだ。

まとめ
ハモはウナギ目、ハモ化に分類される魚。淡泊かつさっぱりした味わいと、はもはもした食感が特徴

中津駅周辺、日の出町商店街の飲食店や居酒屋では、大抵鱧料理を扱っている

観光スポット鱧料理
(はもりょうり)
所在地〒871-0034
大分県中津市日の出町
地図
※クリックでGoogle map起動
①大分駅→中津駅
②大分空港→中津駅
①アクセス国道210号線、県道21号線、大分自動車道、中津三光道路を経由、三光下珠ICで出る(約57分)

県道664号線、国道212号線を経由、目的地まで進む(約17分)

到着
②アクセス県道545号線、国道213号線、県道404号線、県道34号線、県道629号線、県道663号線を経由、目的地まで進む(約1時間25分)

到着

外部サイトへのリンク
はも家割烹 瑠璃京 公式ホームページ

この投稿をInstagramで見る

🍱瑠璃京 春の日差しが心地よくなり桜も少しずつ咲き始めましたね🌸 ご卒園、ご卒業を迎えられた皆様誠におめでとうございます。 心よりお慶び申し上げます。無事に卒園式、卒業式が執り行なわれたとお聞きし、ホッと致しました。 瑠璃京では、お友達やご家族でお祝いをするのに、子ども用のオードブルを作ってほしいとのお声を頂き、子ども用のオードブルをお作り致しました。 ↑は5000円(税別)になりますが3000円カッ税別)よりお作り致します。お気軽にお問い合わせください。 #大分県中津市#仕出し料理#仕出し弁当#オードブル#お祝い#法事#法事料理 #瑠璃京

瑠璃京(@rurikyou)がシェアした投稿 -

豊後高田市目次に戻る

自治体豊後高田市
(Bungotakada city)
市庁舎所在地〒879-0692
大分県豊後高田市御玉114
総人口22,086人
代表的な名産/特産品落花生
合鴨
そば
平成31年度当初予算212億円

 国東半島西部、周防灘(すおうなだ)に面する『豊後(ぶんご)高田市』。交通利便性の良いエリアでないことを自ら認め、「田舎の良さ」を前面に押し出した観光戦略を打ち出しており、町は活気に満ち満ちている。

 代表的な名産/特産品は「落花生」「そば」。特に力を入れているのが落花生栽培である。今では大分県一の収穫量を誇り、毎年開催される「落花生まつり」および「落花生殻むき選手権」は、同市を代表するイベントに成長した。なお、落花生をモチーフにしたゆるキャラ「ラッピー」が市内をうろついて(?)いたら、殻をむいてあげよう。

 豊後高田市は「古き良き昭和時代」をアピールした観光スポット開発にも力を入れている。ただし、ボロボロのシャッター商店街ではないのであしからず。コンセプトは古き良き時代を楽しむ、である。また、子育てしやすい町としても知られ、高校までの医療費無料、幼稚園から中学までの給食費無料に感動する親も多いという。

豊後高田市周辺のレンタカー店

昭和ロマン蔵

 「昭和のモダンな雰囲気」を前面に押し出す豊後高田市の観光戦略は、町の活性化につながった。別府市や由布市のような温泉街、歓楽街がなくても観光客を呼び寄せることは可能、と他の自治体も大いに刺激を受け、大分県全体の観光産業の活性化を促進した。

 ここで紹介する『昭和ロマン蔵』は、古き良き昭和の日本を思い起こさせてくれる観光スポットである。なお、豊後高田市内に鉄道はないので、車/レンタカーを準備しよう。国道213号線を進み、「昭和の町駐車場」に車を止める。1分ほど歩けば目的地に到着だ。

 昭和ロマン蔵は、明治・大正・昭和にかけて使われた「米蔵」を改修したテーマパークである。昭和を前面に押し出した品々が数えきれないほど展示されており、「瓶コーラの自動販売機」「おばあちゃんの駄菓子屋」「鉄人28号の模型」「大衆食堂ののれん」などは、高度経済成長を支えた「団塊の世代」にぶっ刺さる(?)はずだ。

 団塊の世代が飛び跳ねて喜ぶ展示品は、令和の世を生きる若者たちにとっても興味深い物ばかりである。東棟「駄菓子屋の夢博物館」に入れば、見たことのない不思議な駄菓子群(?)に囲まれ、若者(特に子供)たちは感嘆の声を上げる。「5円チョコ」「10円ガム」「ビックリマンシール」「アイドルのブロマイド」、よく分からない10円単位の駄菓子やおもちゃなどが所狭しと並べられており、これらを見た団塊の世代の多くが当時を思い出し涙を流すという。

 昭和ロマン間には、「SNS」も「5G」も「PayPay」もない。あるのは、古き良き時代の日本、そして、戦争に敗れ復興の進む日本を支えた人々の記録と記憶のみだ。なお、いい年こいた(?)大人が自我を忘れてはしゃぐと、子供や孫に白い目で見られる。平静さを保ちつつ、昭和の思い出に浸ってほしい。

まとめ
昭和ロマン蔵では、高度経済成長期を駆け抜けた日本の懐かしい思い出を体感できる

展示されている昭和アイテムは団塊の世代にぶっ刺さる(?)こと間違いなし。平静を保ちつつ、見学しよう

観光スポット昭和ロマン蔵
(しょうわろまんぐら)
所在地〒879-0628
大分県豊後高田市高田1007-5
地図
※クリックでGoogle map起動
①大分駅→昭和ロマン蔵
②大分空港→昭和ロマン蔵
①アクセス国道10号線、県道24号線、県道627号線、県道716号線、国道213号線を経由、目的地まで進む(約1時間16分)

到着
②アクセス県道545号線、国道213号線、県道404号線、県道34号線を経由、目的地まで進む(約46分)

到着

外部サイトへのリンク
豊後高田市観光協会 公式ホームページ

田染展望台

 国東半島南西部、豊後高田市田染(たしぶ)地区は、昭和の匂いをプンプンさせる風光明媚なエリアである。現地へのアクセスには車/レンタカーが必須。同市の繁華街から車で約15分、緑に覆われた道路、林道をひたすら進むと、チラホラと住宅が見えてくる。

 「とんでもない田舎(失礼ですみません)に来てしまった」と後悔しそうになるが、あしからず。『田染展望台』から一望できる景色を見れば、後悔は一瞬で吹き飛ぶだろう。田染地区、通称「田染荘(たしぶのしょう)」は大分県屈指の「農業の町」である。ただし、農作物の生産量が突出して多い、超有名な特産品がある、というわけではない。

 平成25年、国東半島南西部、豊後高田市と宇佐市のエリアが「世界農業遺産(GIAHS)」に選ばれ、田染荘の注目度が一気に高まった。田染荘が注目された理由、それは、奈良時代(710年~794年)から受け継がれてきた美しい田畑が織りなす幻想的な風景にある。

 743年、聖武(しょうむ)天皇は「墾田永年私財法」を発布。荒れ果てた公地(墾田)を耕した者に、その土地の権利が永久保証されることになった。結果、多くの農民が田染荘の公地を必死に耕し、奈良・平安・鎌倉時代、そしてそれ以降も当時の姿をずっと保持したまま現在に至る。

 「朝日・夕日観音入り口」と書かれた看板近くに車を止め10分ほど坂を上ると展望台に到着する。石段を上ることになるので、歩きやすい靴をおすすめしたい。世界農業遺産(国の重要文化的景観にも指定)に選ばれた田園風景は、四季によってその表情を変える。おすすめは、稲穂が実り始める夏の終わりの夕暮れ時。夕焼けと田園のコントラストは最高なので、インスタ映えを狙いたい方はぜひ。

まとめ
田染展望台から眺める田園風景は素晴らしい。ただの田舎町、と侮ることなかれ

石段を10分ほど上る。道はしっかり整備されているので迷う心配はないが、歩きやすい靴を準備したい

観光スポット田染展望台
(たしぶてんもんだい)
所在地〒879-0854
大分県豊後高田市田染小崎
地図
※クリックでGoogle map起動
①大分駅→田染展望台
②大分空港→田染展望台
①アクセス