◎事件はホームカミングパーティーのフットボール会場近くで13日夕方に発生。1人が死亡、9人が重軽傷を負い、病院に搬送された。
米テネシー州立大学のホームカミングパーティー会場で発生した銃撃事件について、捜査当局は16日、2人の容疑者を逮捕したと発表した。
事件はホームカミングパーティーのフットボール会場近くで13日夕方に発生。1人が死亡、9人が重軽傷を負い、病院に搬送された。
ナッシュビル警察は声明で、マルケス・デイビス(Marquez Davis、24歳)とデアンソニー・ブラウン(DeAnthony Brown、24歳)を殺人の疑いで逮捕したと明らかにした。
それによると、2人は14日夜、事件現場近くの賃貸物件で身柄を確保されたという。デイビスは逮捕時、弾倉が装填されたライフルを所持していたとされる。
デイビスは今年4月、強盗、銃の不法所持、薬物所持の罪で有罪判決を受け、10年間、地域矯正プログラムに出席するよう命じられていた。
ナッシュビル警察は声明で、「2人は人命を顧みず、子供を含む罪のない市民を危険な目に遭わせた」と述べた。
事件はテネシー州立大学のキャンパスから東に数ブロック離れたパーティー会場で13日の午後5時頃に発生した。
警察によると、亡くなったのは24歳男性。負傷した9人のうち、3人は12歳から14歳の少年であった。
警察は2つのグループ間で銃撃戦が発生したとみて捜査している。
ホームカミングパーティーは大学もしくは校友会によって主催され、卒業生やその家族・教職員OBなどを大学に招いて歓待するイベントである。