◎インドでは宗教のイベント中の事故が相次いでいる。
インド東部ビハール州で行われたヒンズー教の祭礼で数十人の子供が沐浴中に溺死した。警察が27日、明らかにした。
それによると、この祭礼は今週始まったという。
ビハール州内の河川は最近の大雨で水位が上昇していた。
州政府と警察によると、州内の15地区で37人の子供を含む少なくとも43人が死亡したという。当局はこれまでに43人の遺体を収容し、3人の行方不明者を捜索している。
この祭礼は毎年この時期に行われ、母親たちは子供の幸福のために24時間断食。その後、身体を浄化するため、子供と一緒に川で沐浴する。祭礼は26日に終了した。
州政府は犠牲者の遺族に40万ルピー(約68万円)の補償金を支払うと発表した。
インドでは宗教のイベント中の事故が相次いでいる。
今年7月には北部ウッタルプラデシュ州の宗教行事で群衆事故が発生し、少なくとも121人が死亡した。